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政治山ニュースまとめ

「オバマ氏勝利、米大統領選2012」まとめ (2/3ページ)


勝利の女神はオバマ氏に微笑んだ

激戦を制し、喜びに沸くオバマ氏の支持者たち。一方、「信じられない」といった表情で速報を見つめるロムニー氏の支持者たち――。ここでは、対照的な両陣営の様子を追いました。

  • オバマ氏はツイッターで「あなたのおかげだ。ありがとう」と事実上の勝利宣言を行った。政権奪還を目指した共和党のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)は勝敗にかかわる激戦州で伸び悩み敗北した。

    複数の米主要メディアによると、オバマ大統領は激戦州のうち、ロムニー氏の事実上の地元である東部ニューハンプシャー州で勝利。オハイオ州、アイオワ州も押さえた。
    東部ニューヨーク州など本来の民主党の地盤を固めたほか、ロムニー氏が終盤で追い上げていた東部ペンシルベニア州も逃げ切った。
    さらに、事前の世論調査ではロムニー氏が先行していた大票田の南部フロリダ州でも、互角の戦いを展開した。
    一方、ロムニー氏は、南部や中西部の共和党の地盤の州を固め、206人の選挙人獲得を確実とし、激戦州の南部ノースカロライナ州で勝利、バージニア州でも先行したが、及ばなかった。

    ■米大統領選:オバマ氏再選…ロムニー氏伸びず■毎日jp(毎日新聞)
  • 「アメリカを信じている」というメッセージが掲げられている会場では、ぼうぜんとした表情の若い女性や腕を組んだままの背広姿の男性が見えた。

    夜が更けて、各州の開票速報で激戦州での劣勢が伝えられ始めると、会場の支持者らの表情からは笑顔が消えていった。中継画面に映し出される、オバマ陣営の沸き返るような様子と対照的な光景だった。

    ■オバマ氏当選確実にぼう然…ロムニー氏集会場:国際■YOMIURI ONLINE(読売新聞)
  • 米連邦議会の上下両院選挙が6日、大統領選と同時に投開票され、外交や人事で政府に強い影響力を持つ上院(定数100)で、民主党が過半数の議席を維持する見通しになった。ただ、下院(定数435、欠員5)では、共和党が2010年の中間選挙に続いて過半数を確保。上下両院の「ねじれ」は解消されず、再選を確実にしたオバマ大統領は来年以降も苦しい政権運営を強いられることになった。

    ■民主、上院過半数維持=下院は共和、ねじれ継続-米議会選■時事ドットコム

アメリカ大統領選トピックス

  • 大統領選は2段階の集計を経(へ)て勝者が決まります。投票は州ごとに行われ、総得票数(そうとくひょうすう)で多い候補が州の勝者となり、あらかじめ各州に配分された選挙人(せんきょにん)を獲得します。それを積み上げていき、選挙人の合計が全体(計538人)の過半数(かはんすう)(270人)に達した時点で当選が決まります。州ごとでは総得票数で勝敗が決まりますが、全米では選挙人の数が重要です。

    投票は50州と特別区(首都ワシントン)で実施されます。選挙人全体の538人は連邦下院議員(れんぽうかいんぎいん)(435人)と連邦上院(じょういん)議員(100人)に特別区(3人)を加えた合計で、人口増減に連動して各州に配分されます。最多はカリフォルニア州の55人、最少は3人です。メーン州とネブラスカ州の例外を除き、勝者が全部の選挙人を獲得する総取(そうど)り方式です。

    ■2012米国大統領選:【質問なるほドリ】勝敗はどうやって決まるの?■毎日jp(毎日新聞)(2012年11月5日)
  • 選挙の結果を占う一指標として「レッドスキンズ・ルール」というものがある。大統領選直前のレッドスキンズのホームゲームで、レッドスキンズが勝てば現職大統領の所属政党候補者が当選。レッドスキンズが負ければ、野党候補者が当選、というものだ。

    2012年の大統領選直前のホームゲームでは、21対13でレッドスキンズはパンサーズに敗れた。レッドスキンズ・ルールに従うと、野党候補者、つまりミット・ロムニー氏が次期大統領に選出されることになる。

    一方、野球のワールドシリーズの結果で大統領選の結果を占うと、オバマ大統領が再選するようだ。アリーグのチームが優勝すれば共和党候補者が当選、ナリーグのチームが優勝すれば民主党候補者が当選なのだそうだ。

    ■大統領選を占うのはレッドスキンズ?ワールドシリーズ?■アメフトNewsJapan(2012年11月5日)
  • 6日に行われる米大統領選の投票が目前に迫る中、コロラド州の4歳の女児が、選挙はうんざりと泣きじゃくる様子を撮影した動画がユーチューブに投稿され、選挙に飽きてしまった多くの米国人の共感を呼んでいる。

    母親によると、アビゲイルちゃんは米公共ラジオ(NPR)の報道を車内で聞いていたところ、突然泣き出したという。NPRは「正直、われわれにとっても選挙キャンペーンは長すぎた」などと、アビゲイルちゃんに公式に謝罪した。

    ■世界の雑記帳:「米大統領選はもう嫌」、4歳女児の涙の訴えが話題に■毎日jp(毎日新聞)(2012年11月05日)

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