政治山ニュースまとめ
「民主党代表選」まとめ
さまざまな難局を抱え逆風が吹き荒れる中、民主党の代表選が10日、告示されました。立候補を表明したのは現代表・野田佳彦総理をはじめ4名。ここから選ばれる次の代表は、「近いうち」に行われる総選挙で“民主党の顔”としての役割を果たすことになります。また、国内外で問題・課題が山積の状況を考えると、誰が代表になっても難しい舵取りを任されることは確実です。9月4日から実施した「政治山クリックリサーチ」では、「代表が変わるべき」との回答が最多となっています。注目の代表選は、21日の臨時党大会で投開票が行われます。(2012/9/12 政治山)
>>投開票後の情報はコチラ「【緊急企画】「民主党代表選・野田氏再選」まとめ 」
民主党代表選、始まる
野田佳彦、赤松広隆、原口一博、鹿野道彦の4氏の衆院議員が立候補した今回の民主党代表選。各候補者の考えや発言などをまとめました。このほか、地方の反応も集めてみました。(1/3ページ)
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民主党の代表選挙が10日午前10時に告示され、柳田稔中央代表選挙管理委員会の「立候補を受け付けをはじめる。公明正大な選挙をお願いする」とのあいさつの後、野田佳彦、赤松広隆、原口一博、鹿野道彦の4衆院議員が立候補の届出を行った。
■【代表選挙】立候補受付、野田佳彦、赤松広隆、原口一博、鹿野道彦4衆院議員の届出を受理■民主党(2012年9月10日)
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民主党代表選は10日告示され、届け出順に野田佳彦首相(55)、赤松広隆元農林水産相(64)、原口一博元総務相(53)、鹿野道彦前農水相(70)の4氏が立候補した。21日の臨時党大会で投開票される。首相再選は動かない情勢だが、消費増税や原発再稼働を推進し、党分裂を招いた首相の政権運営が問われる選挙戦になりそうだ。
候補者4氏は10日午後に都内のホテルで共同記者会見に臨む。「選挙の顔」として期待された細野豪志環境相が立候補を見送ったことで、党内の大勢は野田首相の支持に傾いている。1回目の投票で首相が過半数のポイントを確保できるかが焦点となりそうだ。
■野田・赤松・原口・鹿野4氏が立候補 民主党代表選告示-政治■朝日新聞デジタル(2012年9月10日)
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◇民主代表選・候補者略歴
■民主代表選・候補者略歴■時事ドットコム(2012年9月10日)
野田 佳彦氏(のだ・よしひこ)早大政経卒。党国対委員長、財務相、首相。衆院千葉4区。当選5回。55歳
原口 一博氏(はらぐち・かずひろ)東大文卒。県議、総務相、衆院総務委員長。衆院佐賀1区。当選5回。53歳
赤松 広隆氏(あかまつ・ひろたか)早大政経卒。党国対委員長、党選対委員長、農林水産相。衆院愛知5区。当選7回。64歳
鹿野 道彦氏(かの・みちひこ)学習院大政経卒。総務庁長官、衆院予算委員長、農林水産相。衆院山形1区。当選11回。70歳
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10日午前10時 立候補受け付け
■民主代表選の流れ■時事ドットコム(2012年9月10日)
11時 届け出締め切り
午後 3時 立候補者による共同記者会見
12日午後 1時 日本記者クラブで討論会
13日午後 3時 大阪市で立会演説会
17日午後 3時 福岡市で立会演説会
18日 地方議員・党員・サポーター投票締め切り
21日未明 地方議員・党員・サポーター投票の開票開始
午後 1時 臨時党大会 国会議員投開票
新代表記者会見
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民主党の代表選挙には、国会議員、国政選挙の公認候補予定者、地方議員、党員、それに「会費」を支払って投票権を得た「サポーター」と呼ばれる18歳以上の一般の人が参加します。
投票はポイントに換算され、国会議員336人が1人2ポイントで672ポイント。消費税率引き上げ法に反対し党員資格停止の処分が続いている1人は代表選挙に参加できません。国政選挙の公認候補予定者9人が1人1ポイントで9ポイント。地方議員2030人は合わせて141ポイント。党員・サポーター32万6974人は合わせて409ポイントの合計1231ポイントで争われます。
このうち地方議員票は全国集計し得票に応じて候補者にポイントを割りふるほか、党員・サポーター票は都道府県単位で集計して得票に応じて割りふります。そして、過半数を得た候補者が新しい代表に選出される仕組みです。
■民主代表選 その仕組みは■NHKニュース(2012年9月10日)
地方の反応
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地方議員票は100ポイントを141ポイントに拡大し、全国集計して得票割合に応じて比例配分する。
「消費税政局」で7月以降、衆参で57議員が離党。党本部は離党者の支部を解散したり、別の議員に支部長を兼任させる作業を進めている。「支部の数は毎日コロコロ変わっている。投票1週間前まで党員・サポーター投票のポイント数は確定できない」(党職員)といい、党分裂が影を落としている。
■民自の党首選:カギ握る地方票■毎日jp(毎日新聞)(2012年08月17日)
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野田首相の再選が有力視される中での代表選とあって、各候補の地元からは、「懸案の政策について議論を深めてほしい」などの注文も。
宮城県気仙沼市の菅原茂市長は「通常国会の最後に空転した。支援が遅れないようにしてほしい」と指摘。福島県南相馬市の仮設住宅で暮らす男性(77)は「政治は被災地を向いていない。誰が代表になっても期待はできない」とした。
鹿野前農相の地元では、山形市の会社員男性が「民主党は落ち目。だれが代表に選ばれてもやりたいことはできないのではないか」と冷ややかに語った。
■民主は落ち目・誰がなっても厳しい…代表選に声:政治■YOMIURI ONLINE(読売新聞)(2012年9月11日)
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首相のお膝元である県内の県議や市議からは「引き続き首相を支える」「課題はあるが、代表が何度も替わるのはいけない」と“温度差”はあるものの、首相支持の動きが広がっている。
地方議員や党員サポーターにも投票権がある今回について、県連の田中信行幹事長は「地元として首相を支えてきたが、県連としては“首相支持”を打ち出してはいない」と説明。
同党県議会議員会の河野俊紀会長も「それぞれ支持母体が異なり、自由投票になる」とした上で「野田首相は領土問題でリーダーシップを発揮した。これまで通り支持する」と評価した。
■「首相支持」も温度差 党所属の県内地方議員■千葉日報ウェブ(2012年9月11日)
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佐賀県連代表を務める原口氏の出馬に対し、県選出の大串博志衆院議員は野田内閣の政務官として重要政策を進めてきた立場を強調して野田氏支持を示唆、一方、川崎稔参院議員は原口氏の推薦人になり、県連内で対応が分かれた。
県内の党員・サポーターは4042人、地方議員は21人。県連は10日夕、臨時の常任幹事会を開き、現政権を批判しての原口氏の立候補を「理解する」とした。ただ、組織として特定候補の支援活動を禁じる党代表選規定があり、後援会や個人で支援することを確認した。
県連内で対応が割れることには「代表選で支援候補が違うことは今までもあった。(選挙後は)県連、党として乗り越えてまとまることはできる」と代表選後の影響はないとの認識を示した。
■民主党代表選・原口氏出馬 県連対応分かれる/佐賀のニュース■佐賀新聞の情報サイト ひびの(2012年9月11日)
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