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政治山ニュースまとめ

「石原氏、都知事辞任・国政へ」まとめ (2/4ページ)


姿見えない知事候補者

12月16日に投開票が行われる都知事選(11月29日告示)の候補者は、石原氏の辞意表明以降、さまざま名前が取りざたされていますが、会見後1週間以上経過してもはっきりしません。“東国原英夫前宮崎県知事出馬”のニュースが飛び込んできましたが、各既存政党は様子見の状況です。ここでは知事候補者の動向を、後半で“石原新党”を動きを追ってみました。

  • 東国原英夫前宮崎県知事(55)は1日、石原慎太郎前東京都知事の辞職に伴う都知事選(29日告示、12月16日投開票)に無所属で立候補する意向を固めた。支援者ら周辺に伝えた。既に選挙公約作りに着手しており、来週中に正式表明する方向で調整している。

    同氏は日本維新の会代表の橋下徹大阪市長と親交が深く、橋下氏や維新の会の対応が焦点となりそうだ。

    一方、民主党は独自候補の擁立を目指しているが、見通しは立っていない。自民党内には、猪瀬氏を「候補の一人」(都議)とする声があるものの、同氏の政策運営手法に対する反発も強く、調整は進んでいない。共産党は来週の決定をめどに人選を進めている。

    ■東国原氏が出馬へ=維新の会の対応焦点-都知事選■時事ドットコム(2012年11月1日)
  • 前回知事選(11年4月)で次点だった前宮崎県知事の東国原(ひがしこくばる)英夫氏(55)は26日夜、JR東京駅前で報道陣の取材に応じ「(立候補する)可能性はゼロではないが、現時点でお話しすることはない」と述べた。前回169万票余りを獲得したことには「重みを感じているのは事実」と話した。

    前回立候補したワタミ会長の渡辺美樹氏(53)は同日、毎日新聞の電話取材に「再挑戦してみたい気持ちはあったが、今回は急で時間がなさすぎる。(出馬は)ほぼ困難。とりあえず静観です」と話した。

    前回立候補を表明しながら取りやめた前神奈川県知事の松沢成文氏(54)は同日、都内で「こういう状況の中で、何ができるかをじっくり考えたい。自問自答しながら結論を出したい」と述べた。政党からの出馬の打診は「ありません」と否定した。

    ■都知事選:立候補 東国原氏「可能性はゼロではない」■毎日jp(毎日新聞)(2012年10月26日)
  • 突然の辞職だったこともあり、都議会に議席を持つ各党を中心に、現在、急ピッチで候補者擁立に向けた動きが進んでいます。

    最大会派の民主党は、辞職表明の翌日に臨時の会合を開き、独自候補の擁立や他の会派との協力も含めて、あらゆる可能性を排除せずに候補者の検討を進めることを確認しました。
     また、これまで石原知事を支えてきた自民党も、同じ日に東京都連で対応を協議し、共に石原知事を支えてきた公明党と協力して候補者の擁立を進めていくことを確認しました。

    首都・東京の選挙は、無党派層の動向が選挙結果を大きく左右するだけに、短期決戦となったなか、知名度の高い候補が今後立候補することも予想され、各党の駆け引きも活発化するものとみられます。

    ■都知事選 候補擁立へ急ピッチ■NHKニュース(2012年10月31日)
  • 今回は政党の候補者擁立の出足が鈍く、名乗りを上げる有力者も出ていない。

    自民党は10月30日に石破茂幹事長が都連(東京都支部連合会)の内田茂幹事長と都知事選の対応を協議。31日も都議団が総会を開いたが、候補者の絞り込みには至らなかった。知名度のある候補として小池百合子元防衛相(60)の名も挙がるが、都選出国会議員の一人は政党を渡り歩いた小池氏の経歴などを踏まえ「応援態勢が整わない」と否定的。

    民主党はこれまで、擁立した候補者が都知事選で勝ったことがない。

    11月13日に常任幹事会で対応を協議するが、野田政権への支持率低下を背景に「民主党から出たがる候補はいない」との悲観論が都議団を中心に広がっている。蓮舫(れんほう)前行政刷新担当相(44)ら国会議員の擁立論もあったが「自ら国政の議席を減らしたくない」(党幹部)との声がある。

    石原氏が後継指名した猪瀬直樹副知事(65)についても、自民、民主とも評価がまとまっていない。猪瀬氏自身が去就を明らかにするまでは、判断を先送りせざるを得ない状況だ。

    ■都知事選:秘策は「後出し」? 擁立の出足鈍く■毎日jp(毎日新聞)(2012年11月1日)

まだ見ぬ“石原新党”、どこと組む? だれと組む?

  • たちあがれ日本(平沼赳夫代表)の所属国会議員5人が30日、東京都の石原慎太郎知事が立ち上げる新党に合流することを正式に決めた。11月上旬に党名を変更し、石原氏が代表に就く。

    「石原氏が再び国政でがんばると決意した。勇気千倍だ。たちあがれ日本も発展的に新しい党を作り、日本の政治の流れを変えていく」。平沼代表は30日の党拡大支部長会議で新党合流を宣言した。解党手続きはとらず、党名の変更で対応する方針だ。

    出席した石原氏は「小異を捨てて大同につかなければいけない。暴走老人で走っているうちに死ぬかもしれないが、それでもいい」

    ■第三極連携、前途多難 たちあがれ「衣替え」正式決定-政治■朝日新聞デジタル(2012年10月31日)
  • 河村たかし名古屋市長が率いる減税日本は31日、国政政党としての設立届を東京都選管を通じて総務相に提出した。

    「中央集権打破、(外交では)言うべきことは言う時代が来た。時代を転換する大きな流れをつくっていく第三極は非常に重要だ」と強調。橋下徹大阪市長の日本維新の会や、東京都知事を辞職した石原慎太郎氏が近く結成する新党との連携に意欲を示した。

    橋下氏は31日、減税日本に参加した熊田氏を名指しして「労働組合から全面的な応援を受けていたとも聞く。政策協議以前の問題となる」と批判。同党との連携には難色を示している。

    ■減税日本:国政政党に 維新や石原新党との連携模索■毎日jp(毎日新聞)(2012年10月31日)
  • 日本維新の会代表の橋下徹大阪市長は31日、新党を結成する石原慎太郎氏について「石原さん個人とは一緒にやりたい。考え方もそんなに隔たりはない」と連携に期待感を表明した。新党の母体になるたちあがれ日本との連携は「カラーが合わない」と難色を示した。

    維新幹事長の松井一郎大阪府知事は「橋下氏は国政に出ないので(首相候補は)石原氏でいい」と述べ、石原氏が維新に合流した場合、次期衆院選で維新が提示する首相候補になりうるとの見方を示した。

    ■橋下氏、石原氏個人とは連携 「たちあがれ」に難色■日本経済新聞(2012年10月31日)
  • 石原前都知事が目指す「第三極」の大連合。日本維新の会の橋下代表は、「石原氏とは一緒にやりたいが、たちあがれ日本とは世代が合わない」と語りました。

    連携に難色を示す橋下代表とは裏腹に、所属の国会議員からは、たちあがれ日本も含めて連携しないと、関西以外での支持は広げられないという声も上がっています。

    第三極の乱立で、共倒れも懸念されるなか、橋下氏と石原氏の連携がどこまで広がるかで各党が左右されることになります。

    ■個性派ぞろいの“第三極”思惑絡み…結集は難航か■テレビ朝日(2012年11月1日)
  • 河村たかし名古屋市長が代表を務める地域政党「減税日本」は10月31日、所属する国会議員が5人となり、国政政党となったと発表した。

    国内メディアによると、河村氏は「第3極の結集を目指す上で、小異を捨てて大同につくとか、大きな勢力で(衆院の)過半数を取る選択をすべきだ」と、石原慎太郎前東京都知事による新党や、橋下徹大阪市長の日本維新の会との連携に意欲を示した。

    第3極の勢力は、英国の自民党のように、キャスティングボートを握る無視できない少数政党と定義されることが一般的だが、河村氏の「過半数を取る選択をすべき」との発言が示すのは、民主、自民に匹敵する一大勢力を目指すという、「第3極」を超える構想だ。

    ■河村氏の「減税日本」も国政進出―第3極ブームはバブルなのか■Japan Real Time-jp.WSJ.com(2012年11月1日)

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