特集「ネット選挙元年2013」
インターネットを使った選挙活動(=ネット選挙)を解禁する公選法改正案がいよいよ審議に入ることになり、実現が間近に迫ってきました。そこで政治山では、特集「ネット選挙元年2013」を企画。識者によるネット選挙の基本的な解説や、その課題などを分析いただいたほか、ネット選挙解禁で注目が集まるSNSとその利用形態に関する意識調査も行いました。7月の参議院選挙で実施されると言われる「ネット選挙」によって、政治と選挙はどう変わるのでしょうか?
「ネット選挙解禁」解説コラム
「ネット選挙」は、すでにさまざまなメディアに登場し、注目している方も多いと思いことでしょう。そこで、ネット選挙とは何か? メリットとデメリットは?――ネット選挙時代を迎える今、選挙プランナーの松田馨氏が“ネット選挙の基礎”を分かりやすく解説します。<有権者編>は、基本的な知識のおさらいです。(2013/3/13)
<有権者編>では、ネット選挙の基礎知識から、導入で足かせになっているものや、有権者が何に注意するべきかなどを解説しました。<候補者、政治家編>は、候補者や政治家はこの変化にどう対応すべきか、戦略はどう変わるのか、さらに選挙費用はどうなのかなどの具体例を交え解説します。(2013/3/14)
識者インタビュー
政治山では、ネット選挙解禁に向け、電子投票に詳しい電子投票普及協業組合代表理事の宮川龍一郎氏にインタビュー。ネット選挙が求められている理由や導入後の情勢、電子投票のあり方など、ネット選挙が秘める可能性についてお話を伺いました。(2013/3/27)
政治山調査
第8回政治山調査「ネット選挙とSNSに関する意識調査」 選挙情報取得にネットは不可欠、ネット選挙に大きな期待
政治山では、ネット意識調査サービス「政治山リサーチ」を利用し、全国の20歳以上の男女を対象に、ネット選挙とSNSに関する意識調査を実施した。回答者は1,110人。調査の結果、選挙に際し多くの人がインターネットを情報源としており、ネット選挙への期待も高いことが分かった。(2013/3/15)
政治山では5月18~21日、「ネット選挙に関する意識調査」を実施した。今回は、インターネットに加え、電話による調査も同時に行ったのが特長です。ネットユーザーだけでなく、普段あまりインターネットを使わない方が「ネット選挙」をどう捉えているのか?――興味深い結果となった。(2012/05/23)
第4回政治山調査「ネット選挙に関する意識調査」 【分析】Part1
今回の「ネット選挙に関する意識調査」で、ネット選挙解禁に向けたさまざまな課題が浮き彫りになりました。同調査のさらに詳細な分析結果を報告します。(2012/05/30)
第4回政治山調査「ネット選挙に関する意識調査」 【分析】Part2
政治山が5月に行った「ネット選挙に関する意識調査」の分析結果Part2。今回は、ネット選挙解禁に「賛成」とした層の属性や考え方の違いなどを詳細に見ていきます。(2012/06/06)
第4回政治山調査「ネット選挙に関する意識調査」 【分析】Part3
電話調査の6割以上がネット選挙には否定的な意見を持っていたことがわかりました。今回は、ネット選挙解禁に「反対」とした層の考え方の違いを詳細に紹介します。(2012/06/13)
第4回政治山調査「ネット選挙に関する意識調査」 【分析】Part4
電話調査の6割以上がネット選挙には否定的な意見を持っていたことがわかりました。今回は、回答者の投票への関わり方とネット選挙への意識の違いを詳細に分析します。(2012/06/20)
クリックリサーチ
- 2013/3/13~3/19実施
- 13日、自民・公明・維新の3党は、インターネットを使った選挙運動(ネット選挙)を7月の参院選から解禁する公職選挙法改正案を提出しました。改正案の内容についてあなたはどう思いますか?
- 2013/2/5~2/12実施
- いよいよ、選挙活動にインターネットを利用する「ネット選挙」解禁が現実味を帯びてきましたが、 あなた自身が、「ネット選挙」で候補者自らが情報発信するメディアで一番活用すると思われるのは次のどれですか?
- 2012/5/29 - 6/12実施
- 選挙期間中のインターネット利用についてお聞きします。候補者のネット利用はどこまで認めるべきだと思いますか?
- 2012/5/15 - 5/29実施
- 今国会にインターネットを利用した選挙活動を一部解禁する法案が提出されています。これは、選挙期間中のホームページやブログの更新、有権者へのメール配信などを条件付きで認めるものです。この「ネット選挙」について、あなたはどう思いますか?
- 2011/11/9 - 11/16実施
- 11/13投票の宮城県内の選挙では、各自治体の選挙管理委員会が発行する候補者の氏名、政見等を掲載した「選挙公報」を自治体HPに掲載しています。これまで例がほとんどない、選挙公報をWEBサイトに掲載することについて、どう思いますか?
関連記事
「ネット選挙」に関する主なニュースを集めました。さまざまなメディアでどのように「ネット選挙」が報道されていたかを一連の流れで確認することができます。このデータは順次、更新してきますので、情報データベースとしてご利用ください。(2013/4/2)
「ネット選挙解禁 なぜ『炎上』が起こるのか?~その仕組みと対策~」第2回政治山セミナー開催
政治山は19日、国会議員や地方議員など、政治家を対象にした第2回政治山セミナー「ネット選挙解禁 なぜ『炎上』が起こるのか?~その仕組みと対策~」を株式会社パイプドビッツ東京本社で開催。ネットで起こる「炎上」をテーマに講演やパネルディスカッションを行いました。(2013/3/19)
「ネット選挙解禁で戦略はどう変わる?」第1回政治山セミナー開催
政治山は25日、第1回政治山セミナー「『ネット選挙解禁』でどう変わるのか?」を東京・港区の株式会社パイプドビッツ東京本社で開催し、地方議員や国会議員秘書など30名にご参加いただき、ネット選挙をテーマに講演やパネルディスカッションを行いました。(2013/01/25)
第2回「OneVoiceサミット」開催 まだ遠い?ネット選挙解禁 国会議員、市民が議論
国会議員や有識者らを招いて「ネット選挙解禁」に関する課題を共有、議論する第2回「OneVoiceサミット」が8月21日、東京都の衆議院第一議員会館内で開催された。(2012/08/22)
議員インタビュー/私はfacebookをこう活用している 「情報」だけでなく、「広がる」「つながる」も重要な機能
2010年9月ごろ米国に住む友人から、「米国では、ツイッターよりフェイスブックの方が流行していて、これからはフェイスブックの時代」と教えられたのだという。匿名性の高いツイッターに不信感を抱いていた初鹿衆議(インタビュー当時)は以後、フェイスブックを活用していくことになる。(2012/05/31)
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「私が所属する会派の議員全員にフェイスブックのアカウントを取ってもらい、今ではメーンの情報共有のツールとして使っています」。菅原直敏神奈川県議(インタビュー当時)が所属する会派の参加者は16人。2011年の6月、菅原議員の働きかけで、すべての会派議員がフェイスブックの利用を開始した。(2012/05/31)
議員インタビュー/私はfacebookをこう活用している 有権者の声を議会に届けるために
古堺としひと豊島区議がフェイスブックのアカウントを取得したのは2011年1月。高校時代の同級生によるメーリングリストがフェイスブックに移行しつつあり、その広がりを実感したことがきっかけだった。その後、高校・大学の同窓生や豊島区在住の方を中心に「友達リクエスト」を出し、一気に1,000人を超える方々とつながり、その威力を実感した。(2012/05/31)
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小林弘明豊島区議のSNS活用は、6年ほど前のmixiから始まった。mixiのコミュニティに地元・豊島区の“バーチャル町会”をつくり、900人強の人を集めたという。これは、若い人たちに町のイベントに参加してもらうことで、地元を活性化することが目的だった。(2012/05/31)
議員インタビュー/私はfacebookをこう活用している 「グループ」機能を徹底活用して“バーチャル協議会”を
中妻じょうた板橋区議のフェイスブック活用が本格化したのは昨年の東日本大震災がきっかけだった。以前、IT技術者をしていたこともあり、早くからSNSを利用してきた中妻議員だが、フェイスブック上のある「グループ」に参加したことで、その“力”をまざまざと感じることになる。(2012/05/31)
政治山ニュースまとめは、「ネット選挙」をテーマに、国内のネット選挙解禁に向けた動きから、国会議員をはじめとした政治家たちの取り組み、すでに実用されている海外事情まで、さまざまな情報を集めました。(2012/5/25)
国会議員らがネット選挙解禁を約束 「ONE VOICE サミット」開催
国会議員らを招いて「ネット選挙解禁」について議論する「ONE VOICE サミット」が5月23日、東京都の衆議院第一議員会館内で開催されました。会場では、国会議員7人が参加したパネルディスカッションが開かれ、ネット選挙解禁の是非について各議員が意見を交わしました。(2012/5/23)