【参議院議員選挙2022】[用語解説]公選はがき
候補者が公費で差し出せる「公選はがき」とは? (2022/7/1 政治山)
公選はがきとは、候補者や政党などが選挙期間中に有権者に向けて配布することができる文書の一つで、配付できる枚数や差し出し方法等は公職選挙法で定められています。「選挙葉書」「法定葉書」とも呼ばれますが、正式には「選挙運動用通常葉書」という名称です。
候補者個人が公選はがきを配付する場合は、郵送代金が公費負担となります。ただし、定められた方法で指定された郵便局の窓口にて手続きしなければならず、ポストに投函したり、有権者に直接手渡したりすることは禁止されています。
また、記載内容に制限はなく、推薦人や紹介者欄を設けて「私も応援しています」というような推薦状形式にすることが可能です。ただし、経歴や所属政党、推薦・支持などに関して虚偽を公表したり、利益供与・利害誘導などを記載すると罰則に触れます。
公選はがきを配付できる枚数は次の通りです。