トップ > ソーシャルイノベーション > 海洋ごみ対策の全国一斉清掃キャンペーン「海ごみゼロウィーク」参加申込開始
海洋ごみ対策の全国一斉清掃キャンペーン「海ごみゼロウィーク」参加申込開始 (2019/3/29 日本財団)
日本財団(会長:笹川陽平)と環境省は、増加し続ける海洋ごみの対策を目的とした共同事業を実施しており、この一環で5月30日(ごみゼロの日)から6月5日(環境の日)を経て6月8日(世界海洋デー)前後を“海ごみゼロウィーク”として、海洋ごみ削減を目的とした全国一斉清掃活動を共同で実施します。この度、“海ごみゼロウィーク”特設Webサイトをオープンし、参加者募集を開始します。海に流出するごみの約8割は街から出ているとされ、また、一度海に流出したごみは回収することが困難である場合が多いとされます。本取り組みでは、国民を巻き込んだ清掃活動を実施することで、海洋ごみ問題の周知啓発とともに、海洋ごみの流出を少しでも防ぐことを狙いとして実施するものです。
団体・企業・自治体等に参加を広く呼びかけるとともに、申し込み団体には、オリジナルごみ袋を無料配布します(*申し込みは原則として、1団体につき計50人以上の参加[活動予定回数の延べ人数が50人以上でも可]が必要です。延べ人数で50人に満たない方は、ハッシュタグ「#umigomi」をつけたメッセージをSNSに投稿するかたちでイベントに参加できます)。また、Webサイトでは各団体の実施情報や報告等を掲載し、広く発信します。
参加者募集につき、広くご周知をいただけますよう、お願い申し上げます。
日本財団と環境省の取り組みについて
日本財団では、国民の一人ひとりが海ごみの問題を自分事化し、“これ以上海にごみを出さない”という社会全体の意識を高めるため、産官学民が協力し合う取り組み「CHANGE FOR THE BLUE(チェンジ・フォー・ザ・ブルー)」を推進。環境省が推進する海洋プラスチック問題の解決に向けた取り組み「Plastics Smart(プラスチック・スマート)」キャンペーンと共同して、今回の全国一斉清掃活動「海ごみゼロウィーク」をはじめ、海洋ごみ削減に関する優良事例を表彰する「海ごみゼロアワード」、G20持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合の機会を捉えた「海ごみゼロ国際シンポジウム」を共同実施していきます。
1.海ごみゼロウィークについて
- 主催:日本財団、環境省
- 期間:2019年5月30日(木)~6月8日(土)前後※1
※1 同期間前後の土・日曜日も含む5月25日(土)~6月9日(日)も実施いただけます
2.申し込み方法と流れ
- 公式サイト(https://uminohi.jp/umigomi/zeroweek/)にアクセス、サイト内の応募フォームに団体名、実施予定日・場所等を入力
- 活動場所に管理者がいる場合、連絡して許可を得る
- 自治体に連絡(実施エリアの市区町村廃棄物担当窓口に、実施日時・場所・想定回収ごみ袋数等を連絡)
- オリジナルごみ袋を受け取る(送付は5月上旬から順次)
※5月15日(水)までに登録いただければ5月30日までにオリジナルごみ袋がお届けできます - ゴミ拾いイベント開催(一体感や可視化のために、参加時に青いアイテム(青Tシャツ、青いアクセサリー、青いタオル等)を身に着けることを推奨しています)
- 活動報告(公式サイトに掲載)
- 関連記事
- 恋する灯台プロジェクト―航行の目標を恋愛の聖地へ
- 海の日国際シンポ―「法の支配」を共有する国々の協力を
- 「海ごみ」対策に向けた共同プロジェクトを開始―日本財団と環境省
- 「防災ガール」らが普及・啓発―津波防災の新しい合図「オレンジフラッグ」
- 女川町への巡検(前編)―防災の視点から海洋教育を考える