特集:ネット選挙
今国会に法案が提出され、いよいよ現実味を帯びてきた「ネット選挙」解禁。政治のネット活用推進と若者の政治参加を進めるための世論を喚起する活動「One Voice Campaign」の活動が注目を集めるなど、ゆっくりですが、確実にその実現に近づきつつあります。政治山では「One Voice Campaign」の活動に賛同するとともに、これからも「ネット選挙」関連コンテンツを積極的に掲載していきます。
政治山では5月18~21日、「ネット選挙に関する意識調査」を実施しました。今回は、インターネットに加え、電話による調査も同時に行ったのが特長です。ネットユーザーだけでなく、普段あまりインターネットを使わない方が「ネット選挙」をどう捉えているのか?――興味深い結果となりました。
<調査概要>
ネット調査 | 電話調査 | |
調査エリア | 全国 | 全国 |
調査対象者 | 20歳以上の男女 | 50代、60代、70代以上の男女 |
回収サンプル数 | 1,177サンプル(回収率27%) | 1,000サンプル |
調査手法 | インターネットリサーチ | 電話調査 |
調査期間 | 2012年5月18日(金)~21日(月) | 2012年5月18日(金)~20日(日) |
調査実施機関 | 株式会社パイプドビッツ | 株式会社ジー・エフ |
政治山が実施した「ネット選挙に関する意識調査」の結果、ネット選挙に関して、ネット調査回答者は「賛成」、電話調査回答者は「反対」が過半数を超えることがわかりました。特に、電話調査で、ネット選挙への反対意見が強く出ています。(2012/05/23)
今回の「ネット選挙に関する意識調査」で、ネット選挙解禁に向けたさまざまな課題が浮き彫りになりました。ここでは、【速報】ではお伝えしきれなかった同調査のさらに詳細な分析結果を報告します。(2012/05/30)
政治活動を行う新たなツールとして今、インターネットは欠くことはできません。最近では、ブログ以上にSNSを積極的に活用する議員も増えてきました。そのSNSの中でも特に注目を集めているのが「フェイスブック」です。政治山では、フェイスブックを徹底活用する5人の議員にインタビューしました。
- つながることができるツールとして活用
- 豊島区議会議員
小林弘明氏
- 「グループ」機能を徹底活用して“協議会”を
- 板橋区議会議員
中妻じょうた氏
「One Voice Campaign」とは、政治のネット活用推進と若者の政治参加を進めるため世論を喚起する活動です。現在、20~30代の若者を中心メンバーとして、さまざま活動を行っています。
まだ遠い?ネット選挙解禁 国会議員、市民が議論 第2回「OneVoiceサミット」開催
国会議員や有識者らを招いてネット選挙解禁に関する課題を共有、議論する第2回「OneVoiceサミット」が8月21日、衆議院第一議員会館内で開催され、「ネット選挙解禁のため、今必要なこと」をテーマに意見交換が行われました。(2012/8/22)
国会議員らがネット選挙解禁を約束 「ONE VOICE サミット」開催
国会議員らを招いて「ネット選挙解禁」について議論する「ONE VOICE サミット」が5月23日、東京都の衆議院第一議員会館内で開催されました。会場では、国会議員7人が参加したパネルディスカッションが開かれ、ネット選挙解禁の是非について各議員が意見を交わしました。(2012/5/23)