渋谷区内17の公共トイレが生まれ変わる―「THE TOKYO TOILET」プロジェクト  |  政治・選挙プラットフォーム【政治山】

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渋谷区内17の公共トイレが生まれ変わる―「THE TOKYO TOILET」プロジェクト (2020/8/14 日本財団)

 日本財団は、誰もが快適に使用できる公共トイレを設置するプロジェクト「THE TOKYO TOILET」を実施しています。8月3日、3カ所のトイレの供用(一般利用)が開始しました。本プロジェクトは多様性を受け入れる社会の実現を目的とし、東京都渋谷区内の17カ所に新しいトイレを設置します。

はるのおがわコミュニティパークトイレ

「はるのおがわコミュニティパークトイレ」~日本財団ホームページより~(撮影:永禮賢)

「はるのおがわコミュニティパークトイレ」~日本財団ホームページより~(撮影:永禮賢)

 トイレは日本が世界に誇る「おもてなし」文化の象徴。しかし、多くの公共トイレが暗い、汚い、臭い、怖いといった理由で利用者が限られている状態にあります。本プロジェクトでは、渋谷区の協力を得て、性別、年齢、障害を問わず、誰もが快適に使用できる公共トイレを区内17カ所に設置します。世界で活躍する16人のクリエイターが参画し、優れたデザイン・クリエイティブの力で、インクルーシブな社会のあり方を広く提案・発信することを目的としています。加えて、従来に比べ清掃をはじめとしたトイレの維持管理を強化することで、訪れた人々に気持ちよく利用していただき、さらに利用者自身が次の人のためを思う「おもてなし」の心の醸成も目指します。

 8月3日から供用を開始するトイレは、恵比寿公園(片山正通=かたやままさみち=氏)、代々木深町小公園・はるのおがわコミュニティパーク(坂茂=ばんしげる=氏)の3カ所で、8月7日には恵比寿東公園トイレ(槇文彦=まきふみひこ=氏)、東三丁目公衆トイレ(田村奈穂=たむらなお=氏)が、9月7日には神宮通公園(安藤忠雄=あんどうただお=氏)が竣工予定で、2021年夏までにすべてのトイレの設置を終える予定です。対象となる公共トイレや参画クリエイターは以下のページを参照ください。
https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/pr/2020/20200805-46948.html

 なお、トイレの設計施工には大和ハウス工業株式会社、トイレの現状調査や設置機器の提案にはTOTO株式会社の協力で、トイレの維持管理に関しては日本財団・渋谷区・渋谷区観光協会と三者協定を結び、実施しています。

対象トイレおよび参画クリエイター一覧

対象トイレおよび参画クリエイター一覧

<問い合わせ先>
〒107-8404東京都0港区赤坂1-2-2 日本財団ビル
日本財団経営企画広報部広報チーム
E-mail: pr@ps.nippon-foundation.or.jp

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