ブラジルの会社が脱税を防ぐためにドローンを使用 (2016/6/10 DRONE BORG)
ブラジルの会社が脱税を防ぐためにドローンを活用する試みをしています。
現在公式的な許可を与えられてないのにもかかわらず、ブラジルでは私有物件を保持している人が多くなっています。もちろん彼らが払わなければいけない税金の総額も増えますが、彼らは現状ではそうした税金を脱税しています。これによって政府は税金による収入が増えない状態に陥っています。
しかし、ドローンを活用することで、人々の私有財産を正確にかつ効率的に把握することができます。政府は正確なデータを取ることで今後脱税を防ぐことを考えています。ドローンを飛ばすことで、富裕層が保持している私有地の面積の規模を実際より小さく報告している事例を把握することができるのです。
こうした最新のテクノロジーが発達することによって、人々の不正がすぐに把握されるようになり、これからは脱税などの不正をすることが困難になってくると考えられます。今まで様々な脱税事件などが起きていましたが、ドローンの技術が発達することで今後より多くの脱税を取り締まることができ、政府の収入をより増やすことが可能になると考えられます。
もしこのプロジェクトが成功すればブラジルだけでなく様々な都市に応用されると考えられ、世界政府の収入が増えより豊かな社会が実現できます。今後もこのプロジェクトの動向に目が離せません。
そしてこうした最新のテクノロジーが現在急速に発達しています。現在多発している様々な犯罪も最新のテクノロジーによって取り締まることができる世の中が実現するかもしれません。
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