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政治から読み解く【経済と日本株】民進・金子氏:私は消費増税に反対、消費増税の使途変更なら25年問題に拍車 株式会社フィスコ 2017年9月20日
民進・金子氏(前参議院議員)は「池尾和人氏は金融緩和をすればハイパーインフレの恐れがあるとか、消費増税をしても景気は悪化しないとか発言した人。まず過去の言論の反省をしなければ説得力はゼロ。私は消費増税に反対。⇒消費増税の使途変更なら25年問題に拍車」とツイート。(9/20)
ロイター通信は19日、政府の財政制度審議会で会長代理を務める池尾和人・慶應義塾大経済学部教授とへの質疑内容を報じた。池尾氏は、「増収分の使途変更によって財政健全化が遅れ、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になる2025年には、社会保障サービスのカットを迫られるなど、財政問題がさらに深刻化しかねない」と指摘している。池尾氏は「現在の中福祉・低負担の社会保障制度を全世代が一定の痛みを分かち合うかたちで持続可能なものに見直すことが急務だが、安倍政権の取り組みは逆行していると指摘」また日銀による金融緩和政策について、「主たる効果が財政コストの引き下げになっており、正常化が難しくなっている」との見方を示している。金融緩和策についての評価は市場参加者の多くが同様の見方を示している。(国債管理政策の一環)
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