【政治家動画／山梨県】
ネットで主張 2016参院選やまなし 高野剛氏（人口減少対策について） （2016/6/16 政治山）
――人口減少の課題をどのように捉え、どのような対策を講じますか？
動画テキスト全文
国立社会保障・人口問題研究所の「日本の将来推計人口」によれば、今から32年後の平成60年には9,900万人余と、1億人を割り込むことが見込まれ、人口減克服に向けた総合的で長期的な取り組みが求められております。
人口減少の課題としては、日本経済の規模縮小につながることをはじめ、若年層が減少し、社会保障制度の維持や財政健全化に影響が及ぶことなどが指摘をされていますが、私が最も重要だと考えるのは、東京圏等への一極集中により、地域の更なる人口流失が進み、活力が失われてしまうということであります。
そのための対策として、先ずは、交通ネットワークの整備に合わせ、成長が見込まれる優良企業の計画的な誘致や、新産業の育成に取り組み、県内経済の活性化を図ることが必要と考えます。
さらに、子育て世代が安心して暮らしていけるよう、保育料や医療費など、子育てに係る経済的負担を軽減することが必要だと思います。
また、本県では待機児童は発生しておりませんが、全国的に見ると大きな問題となっていることから、保育に従事する方々が処遇改善を通じ、保育士等の確保・定着を図るとともに、保育施設の計画的な整備や、利用者のニーズに合った保育サービスの拡充を進める必要があると考えます。
◇ ◇ ◇
※動画テキストは、「未来の山梨を拓く議員の会（来山会）」が動画の内容を文字に起こしたものです。読みやすくする目的で、文体を統一したり、改行を入れた部分があります。
この動画は、「来山会」が2016年7月10日投票の参議院議員選挙 山梨選挙区への立候補の意思を確認できた方に、企画への協力依頼・撮影を行いました。
◇ ◇ ◇
関連動画
- ■未来の山梨を拓く議員の会（来山会）とは
-
未来の山梨を拓く議員の会（来山会）とは、山梨県内の若手地方議員によって構成され、情報交換や意見交換を通じて、議員相互で見識を高め、未来の山梨を構築して行くことを目的とした団体です。2011年10月に組織され、現在、県議会議員4名、12市3町の議員34名の計38名で構成しています。団体としての党派性はなく、「未来の山梨のために」行動すべく、参集した山梨県内の地方議員の集まりです。政治に挑戦できる節目である25歳を迎えることを祝う「第二成人式」を開催しています。
また、来山会は、選挙や政治に関する啓蒙活動を、特に若い世代に対して行っていくことも当会の重要な役割の1つとして考えています。山梨県内の若い世代が選挙や政治に関心を持つきっかけとして、政策動画のインターネット配信を通じて、山梨の新たな政治文化を築いていきたいと考えています。
来山会連絡先： raizankai.yamanashi@gmail.com／facebookページ
