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デジタル化推進、個人情報より利便性優先が9割超 (2021/4/30 政治山)

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 デジタル改革関連法案が6日、衆院を通過しました。政治山では「行政と社会のデジタル化を推進するにあたって、利便性と個人情報についてどう考えますか?」といった内容で、政治山ユーザーにアンケートを実施しました。

 その結果、「利便性を優先」86.9%と「どちらかというと利便性を優先」4.4%を合わせた利便性重視は91.3%でした。一方、「個人情報保護を優先」4.3%と「どちらかというと個人情報保護を優先」4.3%を合わせると8.6%で、利便性が個人情報保護を大きく上回りました。

 デジタル庁の設置や個人情報保護法改正を盛り込むデジタル改革関連法案は、6日に衆院を通過し、参院で審議されています。新型コロナウイルス感染拡大で行政のデジタル化の遅れが顕著になり、デジタル化推進は菅政権の看板政策です。政府が強調するように利便性が高くなる反面、個人情報に関する本人の同意、利活用範囲、管理・監督方法、国の監視強化などを懸念する声が挙がっています。

「デジタル化推進、利便性と個人情報をどう考える?」のアンケート結果

回答数:1173
調査期間:2020年4月14日~4月27日
調査方法:政治山クリックリサーチ(択一方式の簡易アンケートシステム)

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