政治山クリックリサーチ
報道された政治資金の使いみち、すべて認められない48% (2015/12/11 政治山)
総務省は11月27日、2014年の政治資金収支報告書を公表しました。公表後は毎年、首をかしげる使い方が報じられます。政治山では12月1日から8日に、「実際に報道された政治資金の使いみちのうち、認めていいと思うものを1つ選ぶとしたらどれですか?」といった内容で、政治山ユーザーにアンケートを実施しました。
最も多かったのは「すべて認められない」の48.1%で、「防刃チョッキの購入代」27.8%、「支援者等への香典代」8.3%と続きます。今年報じられた使いみちへの回答を見てみると「自分の著書の買い取り代」2.3%、「自分の肉体改造のためのトレーニング代」1.5%、「政治活動に関係ない雑誌の定期購読代」0.0%と、いずれも認めていいと思う人は少ないことが分かりました。また、「すべて認めていい」は3%という結果でした。
政治資金収支報告書は、政治団体の1月1日から12月31日の収支や資産等を記載した報告書です。政治団体の会計責任者は年1回、活動する都道府県の選挙管理委員会へ、政党・政治資金団体・複数の都道府県で活動する政治団体は総務省へ提出しなければなりません。収支報告書は公表された日から3年間、総務省または都道府県選管で閲覧することができます。また、総務省へ提出されたものと、国会議員に関係する団体の収支報告書は総務省のホームページでも公表しています。
回答数:133
調査期間:2015年12月1日~12月8日
調査方法:政治山クリックリサーチ(択一方式の簡易アンケートシステム)
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