スポーツ議連設立、東京五輪・パラ五輪見据え活動―川崎市議会 (2017/3/10 タウンニュース)
川崎のスポーツ振興を目的とした「川崎市スポーツ振興議員連盟」が2月28日に設立された。市議会超党派58人が賛同。東京五輪・パラ五輪を見据えた取り組みや川崎をホームタウンとするチームや選手の支援などを通じて地域活性につなげていきたいとしている。
スポーツ議連は、スポーツを通じた地域コミュニティー活性や都市間交流などを目的に全国の多くの政令市に設けられ、川崎でも設立の必要性の声がスポーツ関係者からも挙がっていた。
28日に開催された設立総会には市議58人が出席。会長に自民党石田康博氏、副会長に公明党の菅原進氏と民進党押本吉司氏、事務局長に自民党の青木功雄氏、会計に共産党の片柳進氏、監事に公明党の花輪孝一氏がそれぞれ選出された。
あいさつに立った石田氏は「都市の活力を持していくためにはスポーツの力は必要だ。川崎に潤いと活力を」と呼び掛けた。
またこの日は齊藤義晴市スポーツ協会会長、長谷川幸雄川崎フロンターレサッカー事業部長、荒木雅己TBLSサービス(川崎ブレイブサンダース運営会社)代表取締役社長が来賓として出席。「スポーツの持つ力は大きい。議連からも力強い支援をいただければ」と期待を寄せた。
同議連は今後、東京五輪・パラ五輪を見据えた活動やスポーツ団体との連携・協力、要望活動などに取り組んでいくとしている。
議連有志が広報紙配布
川崎市議会はサッカーJ1・川崎フロンターレ中村憲剛選手が表紙の市議会広報紙「議会かわさき」112号を3月5日に行われた等々力陸上競技場でのフロンターレ開幕戦となったサガン鳥栖戦で1千部を配布。これは市議会の取り組みを知ってもらい現在会期中の議会にも関心を高めてもらおうというもので、配布活動にはスポーツ議連の議員約10人も参加してPR活動が行われた。
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