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出会う街、鎌倉。住んだら、きっと暮らしが豊かになる。 (2016/5/29 地域移住計画

関連ワード : 神奈川 移住 鎌倉市 

はじめまして。

イジュー★ライターとして参加させていただくことになりました、柴田大輔(しばただいすけ)です。

2年前の2014年4月に東京から神奈川県の鎌倉に単身で移住しました。それ以来すっかり鎌倉・湘南の魅力にはまり充実した日々を送ることができています。

仕事は鎌倉の小さな会社で、シェアハウスの運営を行っています。また、お手伝い程度ですが、鎌倉にある飲食店でも働いています。

鎌倉シェアハウス1192
http://sharehouse-kamakura.com/

カフェ鎌倉美学
http://www.kamakurabigaku.com/

移住前

東京の家具メーカーに就職するも、わずか2年で退社。
「何か違う。自分暮らしを作れていない。自分の暮らす場所はここじゃない。」と働きながら、思っていました。
もともとの出身が秋田県なので、東京という場所での暮らしは自分に合っていなかったというのが正直なところです。
そこから鎌倉と出会い、気がついたら鎌倉に引っ越していました。

自分の経験や今の鎌倉のコトをこれから移住を考えている方々に、私はこの素晴らしい街「鎌倉」をもっとたくさんの人に知ってほしいと思っています。
「豊かな暮らしの提案」をしていけたらと思っております。
まずは、ちょっと長くなりますが、移住の経緯を記しておきたいとおもいます。

緑

移住を決断

鎌倉との出会いは今から3年前。
たまたま書店に寄って買った雑誌「BRUTUS 鎌倉にひとり、ともだちを作ろう。」
タイトルに惹かれ、久々に鎌倉に行ってみようかなと思いました。
これがすべての始まりでした。この雑誌がなければ私の鎌倉生活は始まらなかったとも言えます。

まずは雑誌に載っているオススメの箇所を巡って、右往左往。
どこに行っても、美しい景色とそこにいる人が、生き生きとどこか無理せず働いている光景がそこにはありました。
雑誌を頼りに次の目的地を探して、たくさんの人に質問しました。
質問した人は皆さんは毎回、質問以上の答えが返ってくる。本当にこの街が好きなんだなと感じさせられた瞬間でした。

また、自分が普段東京で感じている違和感みたいなものが明確になっていく瞬間でもありました。
仕事は好きなものを選びで不満はないものの、家具の仕事で暮らしの一部は作っているものの、自分の暮らしは全く作れていないと思ったんです。
段々と自分の人生に彩りを失っていくのを感じていたので、これは何かを変えないといけないと思い、あの好きな街「鎌倉」ならと思い、移住を決心しました。

雑誌BRUTUS

移住後、まずは散歩から

移住することを決めたはいいけど、勢いで来ているので当然やることがない。
今思えば不思議な感覚だが、仕事を探そうとしていなかった。焦っても仕方ないと思い、リラックスして散歩に出掛けます。
家から海まで15分のたらずの道を寄り道しながら歩いていると、観光で来ていた頃とはまた違った景色が見えてきました。
今思えば、これも鎌倉生活の第1歩になったと思います。毎日散歩しながら思ったことは、「生活が密接する鎌倉で働きたいな」と思い募らせていました。

海

次はお店へ

もともと酒場が大好きな自分は次のテーマは街に飲みに行きます。
まずは家の近くから、ぐるぐると歩いている自分の鎌倉生活を一転させるお店と出会います。「カフェ鎌倉美学との出逢い」です。
まさかのお店からスカウトにあいます。これは何かの縁だと思い、バイトを始めます。
愛溢れるオーナーのもと、楽しすぎるバイトが始まります。
このお店は単なる飲食店じゃないです。出逢い系と呼べばかなり聞こえが悪いかもしれませんが、とにかくお店に来る人が明るい!楽しい!豊かな人が多い!!
自分はたくさんの友達ができました。そうBRUTUSで読んだように。「鎌倉にひとり、ともだちを作ろう。」カフェ鎌倉美学に来たら、友達は余裕で100人はできます。

カフェ鎌倉美学

ITの会社に就職

そんなこんなでバイトから始まり、さすがにこれだけでは食べていけないので、もう一つの仕事をしよう。
前提として私が仕事をする上で重要なのが、3つあります。

(1)好きな場所で働くこと。
(2)自分の得意な仕事をする。苦手なことは人にお任せすること。
(3)暮らし作っていけること。

そこで就職したのがITの会社でした。はっきり言ってパソコンも得意じゃない私がITの仕事ができるのか?
いつもそうですが、まずは何でもやってみます。
正直な感想を言うとWEB業務はあまり向いていなかったです。デザインの項目以外は私には向いていなかった。私は人に会ってそこ、生きていける人間だということに気付きました。それでもWEB業務を1年間やったおかげでそのノウハウを使って、シェアハウス業務を楽しくやれています。

パソコン

場つくりから人を繋げる仕事へ

シェアハウスの仕事ってどんなことをやるんですか?とよく聞かれます。いつも答えるのが、「コミュニティ作り」です。
人と人の出逢い、暮らしを作っていきます。良いことも悪いことも共有します。
これは鎌倉のおかげなのかもしれませんが、私はたくさんの人に出逢いました。街の皆さんには感謝しかありません。
感覚としては、私は仕事でシェアハウスの仕事していますが、「鎌倉とシェアハウスをしている」そんな感覚です。
これからは私のように個性が輝く時代。どこでも仕事ができるようになります。
未来を見通して、出逢いを繋げる仕事(遊び)を発信していこうと思っています。
特に「仕事が遊びになって、遊びが仕事になる」という発信を。
更に、そこに生まれる出逢いが次の場となるように。

リビング

長くなりましたが、これが移住の日々です。

提供:地域移住計画

著者プロフィール
柴田大輔柴田大輔
鎌倉在住。仕事は暮らしつくり。今はシェアハウスを。 趣味は散歩。 好きなものは、映画と酒と温泉。鎌倉シェアハウス1192管理人 藤沢シェアハウス0107管理人。素晴らしい街「鎌倉」をもっとたくさんの人に知ってほしいと思っています。「豊かな暮らしの提案」をしていきたいと思っております。
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