そうだ、日本に染まろう。浅草のハイセンスな海外旅行客向けホステル (2015/12/3 ジモトのココロ)
2020年の東京オリンピックを前に、観光客を受け入れるホテルや施設の不足が課題となっています。そんな中でも、自宅を貸したい人と旅行客を繋ぐサービス・Airbnbの動きも広がるなど、滞在しながらその土地の文化や雰囲気を体感したいという需要も増えてきました。この冬、これらの課題と需要を一挙に解決するかのごとく東京都・浅草に誕生するのは、人と人を繋ぎ、日本の伝統文化とココロを育む新しいスタイルの外国人観光客向け ホステル 「BUNKA HOSTEL TOKYO」です。
ホステル=人と関われる宿泊施設
そもそもホステルと聞いてピンと来ない方もいるかもしれません。ホテルが宿泊客と宿との関わり合いなのに対して、ホステルはこれに加えて客同士の関わりが発生します。相部屋の客室があるだけでなく、共用スペースや交流イベントを企画するなど、客同士のコミュニケーションを大切にしています。宿泊できるゲストハウスという位置づけが、わかりやすいかもしれません。
浅草に新しく誕生するホステルBUNKA HOSTEL TOKYOは、浅草駅から徒歩5分、窓から東京スカイツリーや五重塔などが見える好立地に作られました。浅草という日本文化が根強く残る場所にあるからこそ、海外からくる観光客の方が宿泊する間も日本の文化を感じられるような「日本らしさ」をちりばめています。
自然と「日本らしさ」を体感できる空間
例えば施設の1階には、エントランスに加えて誰でも気軽に利用できる居酒屋「居酒屋ブンカ」を設けました。宿泊客もそうでな人も関係なく、様々なヒト・モノ・コトが集う新しいコミュニケーションの場として、浅草の地に根付いてほしいという思いがあります。
また、様々なシチュエーションで日本を訪れる観光客のニーズに合わせられるように、客室のタイプも複数揃えました。2段ベッドドミトリーや、高い天井の1段ベッドドミトリー、水回りまで備えた個室のファミリールームの3タイプなど、必要なプライベート空間は確保しつつもコミュニケーションが取りやすい空間づくりが特徴です。共用スペースには冷蔵庫や電子レンジ、トースター、ポットなどを備えているので、長期滞在でも宿泊しやすいところも魅力。
日本のおもてなし=清潔感
日本の「おもてなし」の心を大切にするBUNKA HOSTEL TOKYOでは、「清潔感」を第一に考えています。伝統工芸の世界でのものづくりに深く携わり、国内外問わず活躍するアーティスト・高橋理子氏がデザインした内装は、汚れにくく、強度的にも優れた国産タイルを使うことで、機能面も清潔感もフォローしています。
日本の伝統の中で旅の時間を過ごせるこの場所を中心に、地球規模で人とつながっていきたいという思いがつまったBUNKA HOSTEL TOKYOは2015年12月14日にオープンします。気がついたら日本らしさを感じ、楽しみ、そして持ち帰る――そんな新しいスタイルのホステルに、今後世界から注目が集まるに違いありません。
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