「ソーシャルイノベーションフォーラム2017」開幕、小泉進次郎氏らが登壇 (2017/11/17 政治山)
17日、東京国際フォーラムにて「日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2017」が開幕しました。冒頭の主催者挨拶で笹川陽平 日本財団会長は「多様化・複雑化する社会課題の多くは、既存の枠組みの中で個別に解決できるものではありません。企業やNPO、学生など立場を越えて、スピード感をもって課題解決に取り組むために、アイデアを持ち寄り実践し、さらに新たなヒントを得る機会になればと願っています」と述べました。
続いて行われた基調講演には、長谷部健 渋谷区長と小泉進次郎 衆議院議員が登壇。昨年に続いての登場となった小泉氏は待機児童対策で企業が3000億円の拠出をすることとなった意思決定のあり方に疑問を投げかけ、政治に言われるがままに賃上げをしたり負担金を拠出したりする経済界に対しても変革を求めました。小泉氏自身は国会改革を成し遂げたいと述べ、「総理を年間100日も国会に縛り付けているのは先進国で日本だけ。むき出しの欲望がぶつかり合っている国際社会において、大きく国益を損なっている」と危機感をあらわにし、変革の必要性を訴えました。
社会課題解決のための変革を促すことを目的とした本フォーラムでは、23の分科会やパートナーブースの展示、シンポジウムなどが予定されており、11月19日まで行われます。
「日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2017」
期間:2017年11月17日~19日
場所:東京国際フォーラム
https://www.social-innovation.jp/
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