ごみ拾いを競技に-スポGOMIワールドカップ2025開催決定、30か国超が参加  |  政治・選挙プラットフォーム【政治山】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
トップ >  記事 >  ニュース >  ごみ拾いを競技に-スポGOMIワールドカップ2025開催決定、30か国超が参加

ごみ拾いを競技に-スポGOMIワールドカップ2025開催決定、30か国超が参加 (2024/10/22 政治山)

 日本財団は海洋ごみ問題が世界的に深刻化していることを受け、ごみ拾いを競技化した日本発祥のスポーツ「スポGOMI」の世界大会(ワールドカップ)の開催を企画しました。本大会は、2023年の第1回に引き続き、2回目の開催となります。10月1日には開催に関する記者発表が行われました。

 第2回となる今回は、国内では47都道府県で予選大会及び全日本大会、そして海外では6大州・約30カ国以上で予選大会が予定されています。第1回大会中より多くの国から問い合わせがあり、開催国を増やして第2回大会を開催することが決定されました。決勝大会は日本で2025年10月に実施される予定です。

スポGOMIワールドカップ記者会見の様子

 また、今回の発表について、日本財団 海洋事業部 海洋環境チームの西井諒氏は以下のように述べています。

 「本大会は昨年の開催以降、多くの参加者や新しい国からの問い合わせがあり、国数を増加させ規模を拡大して開催することが決まった。
 海洋ごみの多くは雨や風の影響で陸から川に運ばれ、海に流れ着くことで発生すると考えられている。ごみ拾いは誰もができる簡単なアクションであるが、街で発生したごみを海に行く前に食い止める最後の砦ともいえる。スポGOMIはごみ拾いに競技性を持たせることで、老若男女だれもが楽しみながらごみ拾いに参加できることが特徴である。また一度でも参加すれば街のごみの多さに驚き、海洋ごみ問題等に目を向けるきっかけにもなるだろう。
 諸外国と比べてもごみ拾い等への意識が高い日本が発祥のスポGOMIを通じて、ごみを拾う文化も世界に広まりつつある。国内では予選大会が順次開催されているので、ぜひ日本代表、そして世界チャンピオンを目指して多くの方々に参加してほしい」

 開催日、応募期間などの詳細・お申し込みについては、スポGOMIワールドカップ公式ホームページをご覧ください。

■スポGOMIワールドカップ公式ホームページ:https://nf-spogomiwc.com/

■開催概要
【主催】日本財団
【開催日時・場所】各都道府県および各国予選大会の開催日程が決まり次第、ウェブサイトにて順次公開
【応募期間】ウェブサイトにて各都道府県の応募要項を記載
【参加費】無料
【詳細】
・国内予選日程:https://www.nippon-foundation.or.jp/wp-content/uploads/2024/09/new_inf_20241001_08.pdf
・開催予定国一覧:https://www.nippon-foundation.or.jp/wp-content/uploads/2024/09/new_inf_20241001_07.pdf
【お問い合わせ】
日本財団 海洋事業部
メールアドレス:kaiyo_info@ps.nippon-foundation.or.jp

関連記事
岡山・広島・香川・愛媛の4県が「瀬戸内オーシャンズX」トップ会合を初開催
プラごみ対策として市内のセブン‐イレブンにペットボトル回収機を設置―横浜市
全国一斉清掃キャンペーン「秋の海ごみゼロウィーク」~参加者の募集受付を開始
日本財団ロゴ
痛みも、希望も、未来も、共に。 日本財団は 1962 年、日本最大規模の財団として創立以来、 人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、 幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。