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[京都市]文化芸術活動の再開支援のためのふるさと納税型クラウドファンディング(CF)を実施 (2021/1/23 株式会社ぎょうせい

クラウドファンディング

※写真はイメージです

 京都市(141万2600人)は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、アーティストや文化芸術関係者の活動が制限される中、文化芸術活動の再開を支援する「ふるさと納税型クラウドファンディング」を実施している。

 支援するのは、アーティストを支援する「文化芸術活動再開への挑戦サポート交付金」と、発表・鑑賞拠点を支援する「文化芸術活動再開への発表・鑑賞拠点継続支援金」の2事業。

 挑戦サポート交付金は、個人・団体から新たなモデルとなり得る意欲的なプロジェクトを募集して、採択されたプロジェクトが対象。発表・鑑賞拠点継続支援金は、市内にある文化芸術活動の発表・鑑賞を主たる目的とする施設が対象で、アーティストの制作・発表の機会が急速に失われている民間スペースを支援するのがねらい。いずれも、市が実施するふるさと納税型CFにより寄附を募り、寄附金と同額を市が上乗せし、交付金として交付する。挑戦サポート交付金は、上限が200万円。

 採択件数は、挑戦サポート交付金が11件(応募106件)で、発表・鑑賞拠点継続支援金が75件(応募80件)。CFは11月13日まで実施し、いずれも成立した。

(月刊「ガバナンス」2020年12月号・DATA BANK2020)

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株式会社ぎょうせい
株式会社ぎょうせいは、1893年(明治26年)の創業以来、当社は各行政分野の専門法規集、都道府県・市区町村例規集など多数の行政・自治分野に関わる書籍を発行してきました。「月刊ガバナンス」は、自治体職員の総合情報誌として2001年(平成13年)に創刊し、自治体職員の皆様をはじめ、議員や地方自治に携わる多くの方々にご愛読いただいています。