[京都・亀岡市]パラグライダーの生地によるエコプロジェクトを推進 (2020/1/26 株式会社ぎょうせい)
京都府亀岡市(8万9800人)は、「KAMEOKA FLY BAG Project」を進めている。役割を終えたパラグライダーのナイロン製の生地を活用し、エコバッグやオブジェなどを作成する取組みで、18年12月の「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」推進の一環として開始した。18年度から開催している「かめおか霧の芸術祭」と連携しているのも特徴で、ファッションデザイナーの武内昭氏をアートディレクターに迎え、デザイナーズチーム「UMMM」(ムム)が制作リーダーとなって進めている。
取組み第1弾として、今年7月にJR亀岡駅前にパラグライダーの生地による8m×7mのエコバッグ(アート作品)を展示。10月には、この生地から好きな所を切り取って、自分だけのエコバッグをつくるワークショップを開催した。市では、ふるさと納税を活用して12月末まで同プロジェクトへの寄附を募っている。
(月刊「ガバナンス」2019年12月号・DATA BANK2019)
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