[岡山・瀬戸内市]クラウドファンディングで名刀の里帰りを目指す (2018/12/29 株式会社ぎょうせい)
岡山県瀬戸内市(3万8000人)は、上杉謙信の愛刀である国宝「太刀無銘一文字(号・山鳥毛)」(個人蔵)を生まれ故郷の「備前長船」の地に戻す「山鳥毛里帰りプロジェクト」において、国内外に向けたクラウドファンディングを11月1日から開始した。
同プロジェクトは、市民の税金に頼らずに同刀の評価額である「5億円」の資金調達を目標としつつ、日本刀の魅力や瀬戸内市を国内外に発信するねらい。
ふるさと納税を基本としたクラウドファンディングであるため、高額寄附者には日本刀も返礼品として用意されている。期間は19年1月31日まで。特設サイトやクラウドファンディングポータルサイトのほかに、受付窓口・振り込みで受け付けている。
(月刊「ガバナンス」2018年12月号・DATA BANK2018)
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