[愛知・安城市]電子採決システムを導入 (2019/1/12 株式会社ぎょうせい)
愛知県安城市(18万6800人)市議会は、タブレット端末を利用した電子採決システムを導入した。
同市議会は、16年2月に全議員にタブレット端末を配布して会議のペーパーレス化に取り組んできた。その流れで、今年度の9月定例会で市議会会議規則を改正し、電子採決システムが使用できるようにした。
本会議場に大型モニターを設置し、各議員のタブレットによる投票結果が表示され、9月定例会の一般会計補正予算案などの議案の採決に使われた。従来の起立採決方式よりも円滑な議会運営ができると期待している。
(月刊「ガバナンス」2018年12月号・DATA BANK2018)
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