【政治家動画/沖縄県】
参院選2013 沖縄選挙区 糸数 慶子氏
第23回参議院通常選挙立候補予定者インタビュー動画
質問
(1)自己紹介
(2)どんな沖縄、日本を作りたいですか? そのために何を任期の6年で取り組みますか?
(3)若者へのメッセージ
VOTEでは、第23回参議院通常選挙において、候補予定者の皆様にインタビューを行っています。
このインタビューは、有権者のみなさんと、候補予定者の皆さんをつなぎ、投票する際の政策判断の材料にしてもらうための取り組みです。
1st Step Facebookを活用して、候補予定のみなさんに聞きたい質問を集めました!
2nd Step 質問をもとに、候補予定者のみなさんにインタビューを行いました!
3rd Step インタビュー動画を掲載します!
そして、みなさんが投票する際の政策判断の材料にしてください!
詳細は 「VOTE的選挙公報@参議院選挙2013」をご覧ください。
<動画テキスト全文>
みなさま、こんにちは。糸数けいこです。
私は1期2期と県民の皆さまに、参議院に送っていただきました。その1期2期と沖縄の心を国政の場で訴える、平和の一議席として送っていただきました。
今こそこの議席が、本当に県民にとって国民にとって大事な議席ではないかというふうに思います。なぜならば、平和憲法が改悪されていこうという動きがあるからです。
私は沖縄で生まれ、沖縄で育って、そして3人の子供を産み、5人の孫を育てているその中におきまして、本当に平和が何よりも大事だという、そのような思いで毎日仕事をしています。今、平和憲法96条を変えて、さらには9条を変えていこうという安倍政権の中にあって、私はこの憲法を変える必要はないと思います。なぜならば、日本の国の世界に誇れる憲法は、基本的人権の尊重、国民主権、平和主義、この3つの理念があるからです。むしろ世界にいまこそこの平和憲法を広げていくべきだと思います。
私がなぜそういうことを感じるかといいますと、やはり沖縄の基地問題と関連いたします。沖縄の基地は日本全国の米軍基地の74%も存在しています。その中で、普天間の基地は「世界一危険な飛行場」だといわれています。今の安倍政権は、今回の参議院選挙におきまして、この普天間の基地の県内移設を政策の中に盛り込んでいます。これは私は県民の4人に3人が反対している状況の中で、改めてまた沖縄にこの危険な普天間の基地を辺野古に移すということには心から反対をしています。
そしてもう一つアベノミクスはいわゆる、今、経済を復興させるのに大変効果的だとおっしゃいますが私は決してそうとは思いません。株価が上がりそして一部の企業が潤う、そういう経済のあり方は私は否定いたします。なぜならば私たち国民の生活が本当に豊かになっているという実感を、特に若い皆さんは感じますか。皆さんの雇用の現状はどうでしょうか。今、非正規雇用が多い、何としても正規雇用になりたいという若い人たちがいます。結婚しても子供も産めないというこの状況の中にあって、やはり中小企業が潤い、若い人たちがきちんと雇用される、そして、その中から結婚した若者たちが安心して子供が産めるというそのような状況にならない限り、生活が豊かになったとは言えません。むしろ今、輸入された牛肉あるいは小麦粉、生活必需品がどんどん上がっていく状況にあります。電気料も上がるという状況において、県民の生活は苦しくなっています。
おまけに安倍政権は、来年から消費税を今の5%から8%に上げる、その次は10%に上げていくという状況です。
年金は引き下げられていきます。社会保障制度がこういう厳しい中にあって、ほんとうに弱い人の味方をするいまの政権だとはいえません。
一部の企業の皆さんのために、経済政策をやっていく、それがアベノミクスなんです。
どうぞみなさん、わたしたちのほんとに暮らしが豊かになる、それは地元のたとえば農家の皆さんが農家の所得が上がっていく、そして中小零細企業が豊かになっていく。
その根っこにはやっぱりTPP。いわゆるその農業をもっともっと応援していく立場でなければいけません。でも、国は逆行しています。TPP交渉参加、これではサトウキビ農家がつぶれてしまいます。畜産農家もつぶれてしまいます。離島に回っていくと多くの方が悲鳴を上げています。こういう状況は今の政権の流れの中で止めていかなければいけないと、私はこのように思っております。
そしてみなさん、これからの沖縄本島に若い人たちが安心して、暮らしが豊かになり、子育て環境がしっかりと守られていくという状況を作っていくためには、どうしても若い皆さんが私、糸数けいこに応援をしていただきたい、このように思います。
一人でも多くの方が選挙に参加していただきますように、心からお願いいたします。
そしてお年寄りの皆さんが豊かになるよう、しっかり応援してまいります。
以上です。ありがとうございました。
(文:沖縄県明るい選挙推進青年会VOTE)
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