ロックバンドWANIMAも参戦―熊本応援フォトキャンペーン (2018/6/25 日本財団)
抽選でクオカードなど当たる
熊本地震で大きな被害を受けた熊本城のシンボル、しゃちほこが復活したのを記念して日本財団は4月28日から、しゃちほこに関する写真を募集する「熊本応援フォトキャンペーン」を展開、5月31日に終了した。3人全員が熊本出身のロックバンド「WANIMA」が参加するなど、熊本県内外から計327件の投稿があった。参加作品は特設ウエブサイトに掲載され、この中から抽選でクオカードや「ミニしゃちほこ」が計33名に贈られる。
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SNS上に掲載された投稿者の作品群
熊本城の大天守に、地震発生から2年ぶりにしゃちほこが戻ってきたのは4月28日。この日は、大天守が見える二の丸広場で、熊本市の大西一史市長や日本財団の笹川順平常務理事らが出席し、しゃちほこ設置セレモニーが行われた。この場で熊本応援フォトキャンペーンの実施が告知され、加藤清正ら戦国武将に扮する「おもてなし武将隊」がしゃちほこの形を似せてジャンプした写真を撮影、さっそく投稿した。さらに、大天守への設置前に広場で披露されたしゃちほこと写真撮影した地元の人や観光客が思い思いに撮った写真を投稿した。
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しゃちほこの形にジャンプする「おもてなし武将隊」
一方、セレモニーに出席した大西市長は、当日、熊本城大天守にしゃちほこが設置された様子をツイッターに投稿。「皆さんのお陰で大天守に無事、しゃちほこが設置されました。熊本の未来を担う子どもたちがお手伝いしてくれました。また、ご支援いただいた日本財団の笹川常務理事も駆けつけてくださいました」と、喜びの声を綴っていた。
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ロックバンド「WANIMA」が投稿した写真
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笹川常務理事(左)と一緒に写真に納まる大西市長
また、メンバー3人とも熊本出身者で結成した人気のロックバンド「WANIMA」も、熊本応援フォトキャンペーンに投稿した。しゃちほこをイメージした写真を真ん中に、祈ったり、驚いたり、笑ったりしているような写真で、郷土愛を強く表しているように感じられる。
このほか、日本モーターボート選手会の熊本出身の男子3選手(松村敏、小羽正作、田代元気)と女子6選手(渡邉優美、田中博子、野田辺宏子、森田太陽、小野真歩、池田奈津美)からも投稿があった。
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モーターボート選手会の女子6選手の投稿写真。(左上から)渡邉、田中、野田辺、森田、小野、池田の6選手
キャンペーンの参加者には、抽選でクオカード(5000円)が3名様に、ミニしゃちほこが30名様に贈られる。当選者には6月中旬にダイレクトメッセージか、ダイレクト投稿で通知される。
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