[神奈川・厚木市]みんなの花火 (2017/7/14 本田正美)
この記事は「広報あつぎ 第1258号(平成29年7月1日発行)『花火大会特集』『あつぎ鮎まつり大花火大会 有料観覧席を販売「みんなの花火」協賛金募集』」を紹介し、コメントしたものです。
今年も花火大会のシーズンがやってきました。
これから、全国各地で花火大会が開催されていくことになります。ただ、最近は、スポンサー集めに苦労するなどして、中止に追い込まれる大会も見られるようになっています。
昨年も、このピックアップ広報で、区民から募金を集めて花火大会を開催している横浜市金沢区の広報紙の記事を「区民が支える花火大会」と題して紹介しました。その地域みんなで花火大会を支えるということが重要になってきているのです。
今年も金沢区は募金を集めていますが、今回は別の自治体を紹介したいと思います。
紹介するのは神奈川県厚木市です。8月5日に開催される、あつぎ鮎まつり大花火大会に向けて、「みんなの花火」協賛金を募集しています。集まった協賛金で花火を打ち上げるとのことで、集まった金額が大きくなれば、打ち上げられる花火もそれだけ豪華になるようです。
その他に、厚木市では、花火大会のオリジナルレジャーシート付きのチケットを販売しています。セブンイレブン全店で購入可能とのことです。
マイ広報紙では、厚木市のあつぎ鮎まつり大花火大会も含めて全国の花火大会の情報については特集を組んで紹介しています。その特集で記事のタイトルをながめてみると、有料の観覧席の販売告知が多いようですが、金沢区や厚木市の他にも三重県紀宝町が花火大会の協賛金を集めていることが分かりました。マイ広報紙がきっかけとなって、募金や協賛金が少しでも集めるようなことがあればと願わざるをえません。
- [著者]東京工業大学環境・社会理工学院研究員/東京大学大学院情報学環客員研究員 本田正美
- [参考]広報あつぎ 第1258号(平成29年7月1日発行)