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[茨城・利根町]【働く女性の注目記事】親知らずを放っておくと、どうなるの? (2017/1/19 菅田亮子)

関連ワード : 健康 利根町 医療 広報紙 茨城 

この記事は「広報とね NO.634-平成29年1月号-『健康教室 親知』」を紹介し、コメントしたものです。

◇        ◇

みなさんは、親知らずがありますか? 生えている方は、どうしていらっしゃいますか?

私は20歳の頃に歯列矯正治療の一環で、生えてきていない下の親知らずを抜きました。歯茎をメスで切開し、木槌で3~4片に分割した上で取り出すという、思い出すだけで身が震える処置内容でした。その時、上の親知らずは抜かなかったのですが、いつの間にか生えてきました。30歳代の頃、「歯ブラシが届かずいつも汚れているので、そのうち虫歯になりますよ」と言われ抜いたのですが、虫歯のリスクがあった上の歯はともかく、生えてもいない下の歯を、掘り起こしてまで抜く必要があったのだろうか、と思うことが時々ありました。

そんな中、茨城県利根町の「広報とね」に「健康教室 親知」という親知らずについての記事を見つけました。これによると、親知らずが原因で起こる病気があり、抜いたほうが良い場合があること、症状がなくても定期的に検査して親知らずの有無を確認しておくべきということが書かれていました。

親知らずが引き起こす病気は、歯ブラシが届かず磨き残しが出るために起こる周囲の歯茎の腫れ、虫歯、まれに腫瘍や嚢胞です。放っておくとあごまで腫れて手術で取り除くこともあるといい、予防のためには「あらかじめ」抜いておくことが有効だそうです。

抜く場合はなるべく若いうちが良く、まだ親知らずの根が短くて周りの骨も柔らかい20歳前がベスト。抜歯後の傷の治りが早く、あごの神経障害も少なくて済むからです。あごの骨は年とともに硬くなるため削る量が多くなり、腫れや出血も増えるので、生えている方は早めに対策をした方が良さそうですね。

記事を読んで、自分はあの時抜いておいて良かったとわかり、ひとまず安心。とはいえ年齢と共に変化する口内環境の、リスク要因の一つが除かれたにすぎませんが。

親知らずがある方は、症状がなくても年1度の歯科検診で異常がないか確認しておけば、親知らず以外にも虫歯や歯周病が見つかることもあり、早期治療につながるというもの。その点では抜いた方も同様です。症状がないとなかなか足が向かない歯医者さんですが、時間を作って定期的にチェックを受けましょう。

提供:マイ広報紙

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