地域住民で協力して防犯情報を収集すれば効果的な防犯対策ができる！

トップ > 記事 > 地域住民で協力して防犯情報を収集すれば効果的な防犯対策ができる！

地域住民で協力して防犯情報を収集すれば効果的な防犯対策ができる！（2019/3/13　「Moly.jp」編集部）

防犯対策に対しての様々な意見

ネットには、このような防犯に協力しようという意見を見つけることができました。まず、私達が知らなければならないのは、国または県、市町村の防犯対策の予算額は相当高くて支出の限界もあること。ですから、全部をまかせて安心してしまている姿勢は正しくはありません。

もはや、「水」と「安全」は無償ではなくなったと言います。そのために、私達が協力しあう姿勢を持つ必要があるのです。我が家の防犯対策として自宅の二重ロックあたりまで考える女性たちは多いかもしれませんが、自宅周辺の見回りをしたり、隣家や近隣との防犯協力や、さらに防犯協力団体への加入など促進する姿勢も必要では。

ある女性は、元職場の同僚でグループを作り、地元警察署に団体登録をして、防犯ステーション活動をしているという情報があります。ということを考えると、いま向きあっているみなさんの防犯対策の意識はまだまだ希薄にも感じてしまうかもしれないですよね。

地域で協力することができる防犯情報

地域を安全にできるのは、もはや警察のパトロールだけでは不十分と考えるべきでしょう。女性たちがもっと防犯意識を高めるためにも、地域のみなさんやボランティア団体が自主的に行っているような防犯活動情報を収集して参加協力するという意識が大事です。

なんで、私達の街に防犯パトロールが必要なのかといえば、犯人にここの住民はしっかり防犯対策と向きあっているということを知らせ、抑止することができるからです。街に住んでいる住人ひとつひとりが、被害者となりうる可能性のある人ではなく、犯人を捕まえることに協力しようという人材だとすれば街はどんなに良く変わって行くことでしょう。それが出来ないのかといえば、そこまでは私達ができることなのです。みなさんの気持ち次第ではないでしょうか。

あいさつ・声かけ運動

さらに様々な防犯対策情報があります。ひとりひとりが協力する意識を持てば、あいさつひとつでも大きな防犯効果をもたらすことでしょう。ひとりひとりの女性が、見知らぬ人に積極的にあいさつをすることができる姿勢を持つことができれば、犯罪者にもあいさつの声が行き届き、この街では犯罪がしづらいと思ってしまうでしょう。

「マンション内でのあいさつ禁止」という情報が波紋を呼んでいるようですが、防犯対策としてそのような方法もあるとしても、ちょっと寂しい世の中ですよね。それよりも誰も大人の人たちが声かけの協力をして、声かけの監視網によって、犯人が住み着かない街にしたいものです。果たしてそれはみなさんの協力があっても出来ないことなのでしょうか。

子どもの登下校時の見守り活動

そろそろ結婚して子供がいるという女性の方もいるかもしれませんが、みなさんは、自分を守ると同時に、弱い人たちを協力しあって守っていかなければなりません。そのために自宅前の道路や交差点に立ち、登下校してくる子どもたちを見守ってくれている人たちも大勢います。

それは、それほど気を張らないでも、自宅前の掃除や草花の手入れなどしながら、気軽に防犯対策とも向きあうことができるのではないでしょうか。結局はみなさんのやる気次第でできる防犯対策情報はあり、いろいろな形で犯罪のない街に変えることができます。

さらに、「子ども110番の家」という防犯対策情報があります。子ども110番の家とは、自治体、PTAと言った人たちが中心となって、子どもたちが危険事に遭遇してしまったり、困りごとがあるときなど安心して立ち寄ることができる民間協力の拠点を提供することです。

今後、女性たちは、このような形でも、街の防犯対策と向きあうことができるのではないでしょうか。その看板を住宅など道路に面した箇所に設置したり、クルマにステッカーを貼ることで、犯罪者をこの街から遠ざける効果を期待することができます。

こんな簡単に協力できる防犯対策情報

まだまだ実際にみなさんが比較的簡単に協力できる防犯対策情報はあります。みなさんがたったひとつ何かに協力しようという意識が起これば間違いなく街は変わっていくでしょう。

例えば、それぞれのお家で、門灯をつけるという意識だけでも、立派な防犯対策にすることができます。賃貸マンションに住んでいてそんなことに協力出来ないという人たちも、街の美化に貢献することができれば、見通しの悪い道路、生い茂る雑草・樹木などの問題を改善することができ、死角を作らないで犯罪を減少させることができるでしょう。

街に落ちているゴミを拾うだけでも、街は変わり、犯罪のない街にすることができます。

防犯活動に協力する

積極的に防犯対策をしようという意識があれば、様々な防犯活動に参加し協力することができます。そのような情報もインターネットで簡単にチェックすることができます。

現在、全国の防犯ボランティア団体の情報があり、そこでは、防犯パトロールや、防犯広報、環境浄化、防犯指導、子どもの保護や誘導などの活動が行われています。自分自身で何か協力出来ないかと考えることはとても素晴らしいことです。まずは無理をしないで、自分のできることからはじめてみましょう。

1979年にアメリカで設立した防犯ボランティア団体「ガーディアン・エンジェルス」だって、最初の一歩は、街のゴミ拾いだったといいます。まさに、ここでも街の美化が大きく防犯対策に繋がることを物語っています。
建物の窓が壊れていてそれを放置したままでは、誰も注意を払っていないというシンボルになって、やがて他の窓も全部壊されるという考え方があります。この街にシンボルを作り出さないような、最善の努力・協力を私達はしなければならないのではないでしょうか。

防犯ボランティア団体を結成

もっと防犯対策に協力したいという気持ちが起これば、防犯ボランティア団体の結成も方法です！そのようなとき、まずしなければならないは、最寄りの警察署又は防犯協会へ相談です。生活安全課など地域安全対策を担当する課に相談をしてください。そこでは地域における犯罪の発生状況などいろいろな犯罪情報も教えてくれるでしょう。また、警察総合相談室「#9110」を利用するのも方法です。

そのとき、活動の重点や活動計画などを決めていくことになりますが、みなさんが住んでいる街の交通環境、風俗環境や地形、居住者の状況と言ったもので違いが出てくるでしょう。さらに防犯対策に協力する性別や、年齢によってもできること出来ないことが出てきます。まずは、犯罪情報をしっかり把握して、発生する時間帯、場所、被害者情報の類型など具体的につめて行けば、活動の重点や活動の計画をたてやすくすることができます。

具体的には、ひったくりの犯罪が多発しているエリアでの被害防止活動を行ったり、年末年始、ゴールデン・ウイークと言ったシーズンに空き巣被害防止活動を集中的に行ったり、さらに子どもたちのたまり場での声かけ活動なども大事な活動です。

情報収集をし、みなさんが意見を語り合って、時期ごとの活動重点及び活動予定、活動日、活動時間、人員、集合場所などをつめて行きます。

防犯ボランティア団体に協力するのもいいけど、身が危険に晒されるかもという心配をしている人たちもいるかもしれないですよね。実際に、それはあることかもしれません。防犯ボランティア団体に協力することは、ある意味何もしないことより犯罪に近寄ることかもしれません。しかし、果たしてだからと言って逃げてしまっては街は決して良くはならないでしょう。

まず、私達が犯罪に遭遇してしまった時は、速やかに警察に通報することを徹底し、危険を感じたときは防犯ブザーやホイッスルを使うようにします。周囲へ危険を知らせ、自分の安全を確保しましょう。