Airbnb、今後掲載を予定する民泊物件を対象に証明書類のアップロードを求める (2018/12/17 Airstair)
民泊仲介サイト世界大手のAirbnb(エアービーアンドビー)は、Airbnbへ今後掲載の予定を行うリスケティング(掲載物件)を対象に、合法的な許可や届出を行っているか再確認を行うため、追加の証明書類の提出を求めることがわかった。
追加証明提出の対象となるのは、新規にAirbnbに掲載する物件、現時点で住所などの登録情報に誤りがあり自主的に修正したいホスト、自治体からの請求に基づいてAirbnbから個別に通知したホスト(12/18時点で該当者なし)が挙げられる。
Airbnbはこれまで、住宅宿泊事業法の届出番号や旅館業法の許可番号などの入力だけを求め、届出番号通知書のコピーなどを求めていなかったが、Airbnbが新たに公表したホストへの通知では、届出番号通知書のコピーなどのアップロードを求める。
今後Airbnbでの掲載には、証明書類のアップロードが必要に
証明書類として認められるものは、住宅宿泊事業法の場合、届出受理メールや民泊制度管理システムのスクリーンショット、届出番号通知書や標識のコピー等が挙げられる。
また旅館業法の場合は、許可書のコピー、特区民泊の場合は認定証のコピー、1カ月以上の賃貸借契約の場合は、ゲストと締結する賃貸借契約書のひな形のコピーのアップロードを求める。
(1)住宅宿泊事業法の場合
届出受理メールや民泊制度管理システムのスクリーンショット、届出番号通知書のコピーや、住宅宿泊事業法の標識のコピー
(2)旅館業法や特区民泊の場合
許可書や特区民泊認定証のコピー
(3)1カ月以上の賃貸借契約の場合
ゲストと締結する(定期)賃貸借契約書のひな形のコピー
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