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子どもの英語教育は2000時間を目標に歌やチャンツで下地作りを! (2018/8/3 JIJICO

関連ワード : 子ども 教育 

「英語力」を身に付けることはますます重要になってきている

年々グローバル化が意識され、英語教育改革においては、これまでの英語基本知識の習得に加え、それらを活用し主体的に課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等の育成が重要な課題とされています。また、小・中・高等学校がいかに連携し、一貫した英語教育の充実・強化が強く求められています。

具体的には、「聞く」「話す」「読む」「書く」を活用したコミュニケーション力の育成が重視され、英語の試験はこれら4技能を評価するテストに大きく変わり、2020年から導入開始される新大学入学共通テストでは、7試験23種類(各階級含)の民間試験が認められるように決まりました。

穴埋め問題や発音問題などは無くなるというのですから、驚きは隠せませんし、その大きな変化に嬉しくも感じます。テストとして紙の上で満点であっても、それらを使いこなせなければ意味がないという事でしょう。英語の運用能力、特に「話す」が問われています。

英語教育

小学校については、今まで5~6年生で実施されていた外国語活動が3~4年生で始まり、5~6年生では英語が教科化され、成績が付けられることになります。小学校での英語に関しても4技能は意識されているようですが、中学1年で行っている事を5~6年生にそのまま前倒しするような無理な内容でない事をお伝えしておきますね。ご安心ください。

「2000時間」の英語体験を目指してみよう

さて、大学入試の大きな変化により、当然、高校入試へ、中学英語へ、そして小学英語とその関連性が気になったり、小学校で英語がスタートする前に何ができるのかと、やや不安を抱えていらっしゃる保護者の皆様もいらっしゃると思います。

ここで、私がずっと伝え続けている「おうち英語」について触れながら、どんなことに取り組めるのか考えて行きたいと思います。

英語習得で最も大切な事は、英語は言語ですから使える英語を習得する事です。そのために必要な2000時間!良質多量の英語をインプットするための最低必要な時間です。そうする事で、1言2言話し出すという事が科学的に証明されています。

生まれたての赤ちゃんの起きている時間、つまり日本語を耳にする時間が、例えば1日5時間くらいだとすれば、1年で1825時間、早い子で1歳過ぎ頃から母語を話し出す事も、なるほどと理解できますよね。また、兄弟や祖父母など同居の人数が多いほど、話し出すのが早いとも言われています。更に納得です。

言葉を聴く力と言葉を話す力との間には、密接な関係が存在しています。「聴く」インプットという行動をなくして「話す」アウトプットは期待できないわけですね。私達日本人が日本語を習得した様子を思い出してみましょう。

何も特別な形ではなく、ただただ、日本語環境の中に居た、つまり、どこに居ようが日本語が耳に入り、それは母語として確立すべく脳の言語中枢を刺激してきたのです。家庭の中で学べるものは、無理もなく不安もなく自然な事で、特に小さい頃は、その学び方が最も理想的だと考えます。

そこに、私の伝え続けている「おうち英語」簡単に言えば、親子で楽しみながら英語を聴く事が存在しています。ターゲット言語である英語のインプットとアウトプットが、好ましい環境の中で心地よく行われるのがご家庭だという考えです。

ご家族様の愛情たっぷりな中での取り組みであり、更に良い事には、実際の生活の中ですから、本物に触れやすい環境となります。本物に触れやすいとは、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感の活用があるという事であり、それらの感覚は感情を表現する事につながります。

感情が伴うと記憶に留まりやすく、記憶は保持され、再生可能となりますので一時的な暗記とは全く異なります。

楽しく取り組みやすい英語の歌やチャンツから始める

このような遊びの天才達に、実生活の中で思い切り英語を学んでほしいのです。それでは、どのように「おうち英語」を進めたらよいのでしょう。具体的に見て行きましょう。例えば、気付かないうちに、スーパーなどのテーマソングやテレビのコマーシャルソングを口ずさんでいたという経験はございませんか?それは、私達の脳の仕業です。面白いですよね。

「おうち英語」として、取り組んでもらいたい事のまず1つ目は、英語の歌やチャンツ(日常的な場面での話し言葉をリズムに乗せて表現した言葉遊び)です。とても楽しく、取り組みやすいものです。

日本語と英語の言語差はかなり大きいと言われています。日本語は高低言語、英語は強弱・リズム言語です。まずはそのリズムを感じる事がとても重要になります。

これは英語学習の初期段階で大切な事で、手拍子や足踏みなど身体全体で遊んでくれたら最高です。身体を動かす事の大好きな子ども達にとっては、お家で、特にママと一緒に取り組める事は、最高に魅力ある事のひとつとなります。

リズムが強烈でない日本語という言語に慣れている私達日本人には、英語のリズム、イントネーションになかなか馴染めないのですが、乳幼児期から歌に合わせて身体で楽しむ事は、発音、文章の構成、その後に学ぶ読み書きに関しての基礎さえも得ることが可能だと言われます。

子どもと一緒に楽しんで英語の下地を作る

本格的な英語習得の前に、CD、DVDそしてYouTubeなどの音源を補助的に活用し、英語の下地を作る事が「おうち英語」の狙いです。子ども達は常に興味津々!そして真似する事も大の得意!そんな時期こそ、チャンスです!

発音を心配されるお母さまもいらっしゃいますが、教えようとは思われずに、一緒に楽しむことが基本です。きっとお子様方が助けてくれるだろうと思いますよ。それも楽しい事ですね。そして、次に覚えておいていただきたい事は、たくさん褒める事。親子で一緒に達成感を味合う事。

難しく考えず、親子で楽しみながら英語のリズムを獲得することで、音感が育ち、通じる英語へとつながります。お家でできる事、お家でしかできない事、是非お家で取り組んでほしい事が多くある事にお気づき頂ければ嬉しく思います。お子様がグングン興味を示せば、そこからは、文字へとつなげるフォニックス等、読む力を育てる準備も可能になるでしょう。「お子様方とご一緒に」がキーワードです。

おうちの方も、使える英語の習得をお子様方と一緒にお楽しみください。小学校での英語活動に向けての立派な準備となるでしょう。

提供:JIJICO

著者プロフィール
ゴーン 恵美/英語・英会話講師

ゴーン 恵美/英語・英会話講師
国際社会への“一歩”を後押しする英語教育のプロ
絵本・教材作家でもあるご主人、ジェフ・ゴーンさんと二人三脚で、楽しくコミュニケイション英語習得を目指した教室を運営中。今年で29年を迎える、実績と安心を誇る英語教室の講師。英語教材 Live and Learn ENGLISH! 共同著者。英語絵本 Hermie and the Animals’Mixed-up Ears 編集協力。英検準1級、英語発音指導師プロ、J-SHINE 小学校英語指導者資格認定、英検二次面接試験官委員、財団法人AFS日本協会長崎支部副支部長兼LPコーディネータ、英検準会場登録認定、mpi認定教室、日本児童英語振興協会認定

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