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多動力の意味とは?つまらない仕事ではなく面白い仕事に変える働き方 (2018/1/15 nomad journal

関連ワード : 働き方改革 労働・雇用 

多動力とは?

昨今話題となっていいる「多動力」という言葉。

あまりなじみがない言葉のため、なぜこんなにも頻繁に目にするのだろうと、不思議に感じている方も多いのではないでしょうか。まずは多動力がなぜ今こんなにも取りざたされているのか、といったところから見ていきましょう。

働く女性

■ホリエモンの著書から有名に

話題の中心部を見てみれば、なぜこんなにも注目をされている言葉なのかといったところが見えきますよね。

「ホリエモン」こと堀江貴文氏が、多動力をタイトルにした著書を発売したことが契機となっています。

独特な氏の感性から多動力の重要性を説いておられる本著は、これからの社会に、より重要性をもつ多動力という考え方や働き方を知らしめる大きな一歩となったのではないでしょうか。

多動力とはどういう意味なのか

そもそもの最初に多動力という考え方を示したのは、映像作家、DJ、作家等で幅広く活躍されている「高城剛」氏。

ではもっと詳しく、多動力とはどのような力を指すのかを見ていきましょう。

【参照】※1:https://newspicks.com/news/2326609/body/

■いくつものことを同時にこなす力

「多動」という言葉からわかるように、多くの動きをすること。転じて「いくつもの異なることを同時にこなす力」のことを指しています。身近な例で言ってみれば、調理をしながら調理器具の片づけをする、という力も多動力ということができますね。

これをビジネスの場で発揮することができれば、仕事が進むスピードや、成果のあげ方にも変わったところが出てくるのではないでしょうか。

■マイナスポイントをプラスに変える

多動力の良さに最初に気が付いた高木剛氏ですが、身近な方たちの例からこの力の大切さに気が付いたのだとか。

そもそもは何かひとつのことをしている際に、違うことが気になってしまい、ひとつのことをやり遂げられないという「多動症」めいた行動がきっかけとなっています。

せわしなく動き続け、ひとつのことをしながら他のことにも手を出すというやり方は、腰を落ち着けてひとつのことに臨みたい方からすれば、まったく違った働き方と言えるのかもしれません。

著書「多動力」からもらえるさまざまなヒント

ここまでで紹介してきた多動力という力、漠然とした言葉だけでは、実際にどのような働き方なのとよくわからない方も多いですよね。
堀江さんが書かれている著書から、多動力を活用するための実際的なヒントを見ていきましょう。

■自分にしかできないこと以外は人に任せる

意外なほどシンプルな考え方ですが、実際にやろうとした場合とても難しいポイントでもあります。全部自分でしなければいけない、という考え方は「人に迷惑をかけていけない」という考え方とよく似通っていると感じませんか?

また日本人ならば幼いころからよく聞かされてきた言葉でもあるのでしょう。

このことから、実際にだれにでもできる仕事はほかの人に回そう、と考えてもなかなか実行に移せない場合が多くなります。「自分でしたほうが早い」「外注するとお金がかかる」「雑用を人に任せるのは悪い気がする」

このような思いが邪魔をするのですね。しかし自分にしかできないことこそが仕事の本領です。

誰にでもできることを人に任せることで、本来の仕事にかける時間を増やすことができるなど、パフォーマンスを上げることができるのは事実ではないでしょうか。

■小さな工夫を考えることが重要

多動力とは「いくつもの異なることを同時にこなす力」だと紹介しました。この力を発揮するには、ただやみくもにいろんなことに手を出せばいいというものではありません。手を出すと同時に、それらをストレスなく継続するための仕組みや工夫が必要になるのです。白紙の状態からやりたいことすべてを一度にやり通すというのは難しいこと。しかしひとつのことをしながらでも、隙間時間にもうひとつのやりたことを少しづつ進めておいて、最後に組み合わせるだけならば小さな負担で異なることを同時にこなすことができるのではないでしょうか。

このように異なることを同時にこなすには、強靭なバイタリティや天才的なひらめきではなく、日々のコツコツとした努力も必要になるのです。

■「おもしろいから」「楽しいから」を大切に

仕事や物事に対する集中力を上げるには、やはり「おもしろい」「楽しい」と感じることが何より大切なことではないでしょうか。高い目標を掲げて、その目標のために努力をするというのも尊いことですが、それだけではしんどくなってしまうこともありますよね。

何のためにするのかの問いに対して、「楽しいから」と答えることが出来れば、仕事に対するストレスなど感じることもなくなるのではないでしょうか。また古くから「好きこそものの上手なれ」なんて言葉もあります、夢中になる事が一番集中力を上げるために効率がいいこととも言えますね。

フリーランスにこそ多動力は必要

自身の裁量で仕事をすることとなるフリーランスにとって、多動力とはとても必要となる力ではないでしょうか。

またその仕事やスキルに対して自身があるからこそ、フリーランスとして独立した方も多いと感じるので、多動力の考え方にはうなずけるとことも多かったはず。

すべての常識から外れてしまうことがいいというわけではありませんが、常識だけに縛られていてはフリーランスとして生きていくことは難しいとも言えます。

多動力の使い方や考え方をしっかりと把握し、自身の仕事につなげてみるのも大切なことではないでしょうか。

まとめ

堀江さんが本を出したことで、一躍有名となった多動力という力。元々はマイナスのイメージを強く持たれていた事を、前向きに捉えなおし、仕事の上でのヒントともなってくれています。フリーランス、会社勤めにかかわらず、多動力が高い方は仕事を進めるのが早いということは確かではないでしょうか。

いきなりすべてのことを実践することは難しくても、できるところから取り入れてみることもひとつの賢い選択だと感じます。

提供:nomad journal

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