プーチン大統領、デジタル経済創生に「病的な関心」 シュワロフ第一副首相が発言  |  政治・選挙プラットフォーム【政治山】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
トップ    >   記事    >   プーチン大統領、デジタル経済創生に「病的な関心」 シュワロフ第一副首相が発言

プーチン大統領、デジタル経済創生に「病的な関心」 シュワロフ第一副首相が発言 (2016/6/5 ビットコインニュース

関連ワード : ICT ロシア 仮想通貨 科学技術 金融経済 

ウラジミール・プーチン大統領

ウラジミール・プーチン大統領は「デジタル・エコノミーに病的なほど執心している」と、ロシアのイーゴリ・シュワロフ第一副首相は語った。

露メディアRBCの報道によれば、この発言は先週開催されたペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)におけるブロックチェーンを議題にしたパネルディスカッションで、シュワロフ第一副首相が発したものだと言う。

「プーチン大統領は、政府の小グループと管理部門を集めて議論をはじめました。午前二時からです」と、シュワロフ第一副首相は話した。「議題は、先進技術と、デジタル・エコノミーについてです。」

シュワロフ第一副首相は更に、「ありのままを伝えると」と前置きした上で、次のように述べた。

「大統領は、病的なほど執心しています。直近の優位な成長率は確実に、デジタルエコノミーと技術的リーダーシップに基づいています」

ロシア政府は現在、技術開発における先端知識の取り込みや、問題対処に関してはユーラシア経済共同体(EAEC)を通じて行っているとのこと。シュワロフ第一副首相は、「各分野の専門家を招致するための準備は常にできている」と付け加えた。

また、ドミトリー・ペスコフ大統領報道官は、SPIEFにおいてプーチン大統領がEthereum考案者であるヴィタリック・ブテリン氏と接触を図ったことも伝えている。現在、大統領直下で行われている「新しいデジタル・エコノミー」構想は、ブロックチェーンを使ったものでは、ロジスティクス、アイデンティティ、デジタル・プロパティの3つのユースケースが考えられており、テストが行われているとのことだ。

提供:ビットコインニュース

関連記事
NYの視点:トランプ政権に対する不信感は早い時期に払拭されるか
ロシア発の自殺ゲーム「Blue Whale」、中国でも流行
デジタルネイティブが描く憲法と地域の未来―デジタル憲法フォーラム開催
BCCC、仮想通貨「Zen」プロジェクトを開始 MUFGコイン対抗馬か
「ブロックチェーンは電子投票の解になる」米NASDAQがエストニア政府と取り組む理由
関連ワード : ICT ロシア 仮想通貨 科学技術 金融経済