テクノロジーで進化する「釣り」の近未来。ドローンを使ったマグロの一本釣りが話題 (2016/5/3 SOCIAL DESIGN NEWS)
テクノロジーによって、釣りのスタイルさえも進化する。オーストラリアで撮影されたドローンを使ったマグロの一本釣り映像が世界で話題になっている。
まずは、エサを取り付けたドローンを海上に飛ばす。
ドローンからリアルタイムで送られてくる映像を確認し、マグロの群れを見つける。その群れにめがけてピンポイントでエサを落とすのだ。
食いつきがあったら、釣り竿で一気に引き上げていく。
結果、これまでよりも素早く魚を釣ることができる。
魚を追い求め、長い間探索するのが釣りの常識だった。それが楽しいのだ、という人もいるだろう。しかし、経済性を鑑みテクノロジーが釣りや漁の分野にも浸透していくことは間違いない。農業×テクノロジーのアグリテックのみならず、釣り&漁×テクノロジーというフィッシングテックにも興味深い動きが無数に登場してくるに違いない。
- 関連記事
- 国土地理院が熊本地震の被害の様子をドローンで撮影し公開、地震発生のメカニズムの解明に活用
- 千葉市・幕張地区でドローンの配送実験、ワインや薬などの配送に成功
- これからの防災の視点。森林火災を最小限に食い止める「IoT型 巣箱」という発想
- 販売と製造の高度な融合を目指して。農業システムが搭載された世界初のスーパー
- ロボットがコーヒーを提供。ロボットアームが動き回る「ロボットカフェ」というコンセプト