兵庫県知事選は18日投開票、データでみる兵庫県 (2021/7/14 政治山)
兵庫県知事が7月31日に任期満了を迎えるのに伴い、18日に知事選が行われます。知事を選ぶにあたり、人口や予算規模などから、兵庫県のすがたを概観してみましょう。
2015(平成27)年の国勢調査によると、兵庫県の総人口は553万4800人で、人口増減率がマイナス0.95%と47都道府県中12位。平均年齢は46.46歳(13位)です。
予算規模は歳入が1兆8433億1779万円、歳出が1兆8352億9981万円(いずれも2019年)で、10年前と比較すると歳入、歳出ともに17.9%減少しています。
産業構成については、従業員数の多い順に「製造業」「卸売業・小売業」「医療・福祉」で、売上規模の大きさでは「卸売業・小売業」「製造業」「建設業」の順となっています。
また、県議会議員86人の平均年齢は53.58歳、女性議員は13人で全体の15.12%(2019年4月の一般選挙時点)、議員報酬は月額84万円。知事の給料は月額127万3000円です(「令和2年4月1日地方公務員給与実態調査」総務省)。
知事選には、いずれも無所属の新人で、音楽塾代表の服部修氏(47)、元加西市長の中川暢三氏(65)、元総務省都道府県税課理事官の斎藤元彦氏(43)=自民、維新推薦=、元副知事の金沢和夫氏(65)、元兵庫県議の金田峰生氏(55)=共産推薦=の5人が立候補。5期目の井戸敏三知事(75)は今期限りでの退任を表明しており、新人同士の選挙戦は20年ぶりです。
期日前投票は17日(土)まで(期日前投票所によって、投票期間や投票時間等が異なります)。投票は7月18日(日)で、即日開票されます。
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