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兵庫県知事選は新人5人の争い確定、18日投開票 (2021/7/1 政治山)

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 任期満了に伴う兵庫県知事選は1日告示され、いずれも無所属の新人で、音楽塾代表の服部修氏(47)、元加西市長の中川暢三氏(65)、元総務省都道府県税課理事官の斎藤元彦氏(43)=自民、維新推薦=、元副知事の金沢和夫氏(65)、元兵庫県議の金田峰生氏(55)=共産推薦=の5人が立候補。同日17時に届け出が締め切られ、新人5人の争いが確定しました。5期目の井戸敏三知事(75)は今期限りでの退任を表明しており、20年ぶりに新人同士の選挙戦となります。

 兵庫県知事選挙(2021年7月18日投票)候補者一覧

兵庫県知事選に立候補した(左から)服部修、中川暢三、斎藤元彦、金沢和夫、金田峰生の5氏

兵庫県知事選に立候補した(左から)服部修、中川暢三、斎藤元彦、金沢和夫、金田峰生の5氏

 服部氏は長野市出身、東京成徳大学人文学部卒。ミュージシャン、ユーチューバーとして活動するとともに、音楽塾代表などを務めています。

 中川氏は兵庫県加西市出身、信州大学経済学部卒。松下政経塾塾生、鹿島建設勤務を経て、加西市長を2期務めました。公募により2012年から2年間、大阪市北区長を務めました。

 斎藤氏は神戸市須磨区出身、東京大学経済学部卒。総務省に入省、省内のほか新潟県佐渡市、福島県飯舘村、宮城県庁、大阪府庁に勤務しました。

 金沢氏は神奈川県藤沢市出身、東京大学法学部卒。旧自治省(現 総務省)に入省、熊本県副知事、総務省官房審議官などを歴任、2010年4月より今年3月まで兵庫県副知事を務めました。

 金田氏は神戸市長田区生まれ、日本福祉大学卒。兵庫県保険医協会主任、日本共産党の専従を経て、兵庫県議を1期務めました。

 前回(2017年)の同県知事選は、現職の井戸敏三氏(71)、新人でコラムニストの勝谷誠彦氏(56)、新人で憲法が輝く兵庫県政をつくる会代表幹事の津川知久氏(66)、新人で前加西市長の中川暢三氏(61)の無所属4人が立候補。井戸氏が94万4544票を獲得して、5選を果たしました(党派と年齢は選挙時)。投票率は40.86%でした。

 投票は7月18日(日)で、即日開票されます。期日前投票は2日(金)から17日(土)まで(期日前投票所により期間が異なる)。6月30日現在の選挙人名簿登録者数は460万4221人です(兵庫県選挙管理委員会調べ)。

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