長野県知事選は2氏の争いが確定、投票は8月5日 (2018/7/19 政治山)
任期満了に伴う長野県知事選が19日告示され、3選を目指す現職の阿部守一氏(57)=自民、立憲、国民、公明、社民推薦=と、新人で元上田市議の金井忠一氏(68)=共産推薦=の2人が立候補を届け出ました。同日17時に立候補の届け出が締め切られ、2氏の争いが確定しています。
阿部氏は東大法学部卒。自治省に入省後、長野県企画局長、長野県副知事、総務省過疎対策室長、横浜市副市長、内閣府行政刷新会議事務局次長などを歴任。2010年長野県知事選に初当選し、現在2期目です。
金井氏は長野県上田市出身、上田東高卒。上田市役所に入庁し、市清掃事務所・クリーンセンター業務係長、市職員労働組合副委員長などを歴任。1995年上田市議選に初当選して5期務めました。2014年、2018年の上田市長選に立候補するも落選しています。
前回(2014年)の同知事選は、現職の阿部守一氏(53)、新人で信州大学名誉教授の野口俊邦氏(71)、新人で会社社長の根上隆氏(64)の無所属3人が立候補。阿部氏が62万6462票を獲得して再選を果たしました(党派と年齢は選挙時)。投票率は43.56%でした。
投票は8月5日で、即日開票されます。18日現在の選挙人名簿登録者数は176万7677人(長野県選挙管理委員会調べ)。長野県内では同日、知事選のほかに県議補選(長野市選挙区、岡谷市諏訪郡下諏訪町選挙区)、中川村議選、泰阜村長選・村議補選、白馬村長選・村議補選が行われる予定です。
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