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希望の党、立憲民主党・・・民進支持層はどこへ (2017/10/9 政治山)

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 政党の離合集散が繰り広げられる中、各政党の支持層はどのようなテーマに関心を持って、今度の衆院選を迎えるのでしょうか。政治山では、2016年参院選の投票先政党と興味・関心を持つテーマについて、全国の18歳以上の男女を対象に9月29日から10月1日まで、インターネット意識調査「政治山リサーチ」を用いた調査を実施しました(回答数2067)。

全体平均を大きく上回ったのは「エネルギー政策」

 昨年の参院選で民進党に投票した人に、興味・関心を持っているテーマを3つまで選んでもらったところ、もっとも多かったのは「消費増税」38.6%で、全体の平均値(33.3%、以下同様)をやや上回りました。次に多かったのは「経済政策」31.0%(24.1%)で、「外交・安全保障」30.4%(33.3%)と「社会保障改革」30.4%(22.7%)が続きました。

 また、全体の平均値をもっとも大きく上回ったのは「エネルギー政策」25.1%(11.8%)で、倍以上の差が見られました。

(グラフ)あなたが興味、関心を持つテーマは何ですか?

消費増税と改憲に関心を示す共産支持層

 その民進党との共闘を進めてきた共産党の支持層を見てみると、「消費増税」39.2%への関心がもっとも多く、「憲法改正」31.7%(18.0%)が続きました。平均値との差異が大きかったのは「憲法改正」と「環境問題」20.8%(11.0%)で、民進支持層との違いもうかがえました。

 前回2014年12月の衆院選以降、共産党以外の野党は大きく姿形を変え、政党としての理念や政策、候補者の顔が見えにくくなっています。残りわずかな期間ですが、有権者に対してどこまで選択肢を示すことができるのでしょうか。衆院選は10月10日公示、22日投票です。

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