広瀬すずさんらと「18歳からの選挙権」イベントで学ぶ (2016/4/19 政治山)
選挙権年齢が18歳に引き下げられる今夏の参院選を見据えて、4月17日に総務省の主催で「18歳からの選挙権~投票編~ supported by『SCHOOL OF LOCK!』」が品川THE GRAND HALLで開催されました。イベントにはラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」のメーンパーソナリティーでお馴染みのとーやま校長(遠山大輔=36)、あしざわ教頭(芦沢統人=36)とハラケン先生(原田謙介NPO法人YouthCreate代表=29)に加え女優の広瀬すずさん(17)らが登場しました(同イベントはこれまで全国9都市で実施)。
会場には選挙権年齢の引き下げにより初めて選挙権持つことになる18歳、19歳を中心とした高校生ら約250人が集まりました。イベントでは選挙権の年齢が引き下げられた背景を説明し、「投票先は人に相談して決めても大丈夫?」などのクイズを出題、4人の俳優が演じる立候補者の演説を聞いて模擬投票を実施するなど、選挙や投票の仕組みをリアルに体験できる参加型のイベントとなりました。
18歳、19歳にとっては生まれて初めての経験となる選挙(模擬)で真剣に投票している姿が印象的で、政治系のイベントながら堅苦しくなく会場との絶妙な掛け合いや笑いと声援のある和やかな雰囲気の中で進行されました。
このように楽しみながら当事者意識を持って政治に触れられる機会が当たり前になれば、若者の政治への関わり方が変化し、投票率も上がるのではないでしょうか。広瀬すずさんの18歳の誕生日でもある6月19日に、選挙権年齢を「18歳以上」に引き下げる改正公選法が施行されます。
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