【衆議院議員選挙2014】
若者の投票率向上には、まず選挙を知ってもらう (2014/12/18 学生団体「選挙へGO!!」 青森公立大学2年 藤田早紀)
選挙のことを知らない学生たち
12月14日に行われた衆議院議員選挙に向けて、青森市内の3大学でキャンパス内啓発活動を行いました。10日は私の学ぶ青森公立大学、11日に青森大学、12日に青森中央学院大学で、メンバー手作りのチラシを配り、投票の声掛けを行いました。チラシは、3大学で約1000枚配ることができました。これまで、商業施設で未成年模擬選挙の活動を行ったことはありましたが、さまざまな大学で学生に声掛けを行うことは今回が初めてでした。
学生にチラシを配る中で、学生は選挙のことを詳しく知らないのだろうなという印象を受けました。チラシを配る前に「何の選挙?」と友人と話している人、チラシを渡しても反応が薄い人が、残念ながら多かったです。テレビで毎日のように選挙に関するニュースが流れ、市内には選挙ポスターが貼られた掲示板が設置され、投票を促す宣伝カーが走っていますが、選挙について知らない若者が多いです。
今回の活動を通して、若者の投票率が低いという実態を、私と同じ大学生の反応で感じ取ることができましたが、しかし、中には選挙に積極的な学生もいました。期日前投票に行ったと話してくれた人や、投票しに行きますと声をかけてくれる人もいて嬉しかったです。
選挙権のない1年生にも積極的にアプローチ
20歳になり選挙権を持ち、政治に参加できる1票を持っているにも関わらず、それを無駄にしてしまうことは非常にもったいないことです。選挙権を持った若者が選挙に興味を持ち、実際に投票に行くようになれば、投票率は格段に上がり、より市民の声が政治に反映されるようになると思います。
また、まだ選挙権がない年齢の方にも興味を持ってほしいです。今回の啓発活動では、まだ選挙権がない1年生にも積極的にチラシを配り、このことで少しでも選挙について考え、興味を持ってくれる人が増えればと思いました。
選挙に対する情報提供をこれからも継続します
若い人たちの投票率を上げるためには、まず選挙のことを知ってもらうことが大切だと思います。私たちの活動の中で、さらに選挙についての情報を若い人たちに発信し、選挙を身近に感じてもらえるようにしたいです。政治を動かすのは親の世代だけではなく、私たちの世代にも大きな責任があります。そのためにも、今後も啓発活動は継続して続けるべきだと感じました。今回の活動で、3大学の学生の選挙に対する興味が少しでも大きくなり、投票に行く人が増えていればと思います。
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