【衆議院議員選挙2014】
できることはまだまだある~期日前投票所のアルバイトを経験して (2014/12/16 学生団体「選挙へGO!!」 青森中央学院大学4年 成田晴樹)
私は今回の衆院選で、弘前市選挙管理委員会から依頼され、市役所に設置された期日前投票所で投票立会人というアルバイトを体験しました。私自身、これまで投票へは毎回か行っていますが、「選挙へGO!!」という団体に所属していながら、選挙自体の裏側を見るのは初めてで、自分でも知らないこと、感じたことが幾つかありました。今回は、それらのことについて述べたいと思います。
投票所を明るい雰囲気に
まず、私自身も期日前投票所で投票した者として感じたこととして、投票所の雰囲気が重く入りづらいということです。もちろん、自分の大切な1票を投じる場所ですし、手続きにミスや投票者側に不正がないように、職員の方々が厳重に投票管理をしているのは理解できます。しかし、もし若者が選挙権を持って初めて投票に行った時、まず大勢の職員と独特の重いような空気に圧倒されるのではないかと感じました。投票所を明るい雰囲気にした方が、若者が投票所に行きやすくなると思います。
商業施設にも期日前投票所を
2つ目は、弘前市は市役所の2階の他、岩木庁舎、相馬庁舎、総合学習センター4カ所に期日前投票所があります。私は、駅前にある商業施設のヒロロにも期日前投票所を設置してはどうかと思います。買い物のついでや、駅前にあるので交通の便も良く、そこで投票を済ませる人も多いのではないかと思います。また、若い人も利用している人が多い施設なので、選挙権のある学生も多く来るのではと思います。選挙権のない高校生や中学生に、期日前投票所がヒロロの中にもあると覚えてもらうだけでも、選挙を身近に感じてもらう効果があると思います。
投票の方法を学ぶために学校で模擬選挙を
3つ目に、今回、市民の投票の様子を見て気付いたことですが、若者だけではなく、お年寄りの方でも、投票の方法や順序を分からない人が多かったということです。学校の教科書で選挙の全体的な仕組みは学んでも、実際に投票の方法を学ぶことはありません。私たちのような団体が、未成年模擬選挙のような、学校で投票について学んでもらう企画を立て、実際に投票の場を体験し、若いころから選挙について関心を持ってもらう機会を増やさなければいけないと感じました。
- 関連記事
- 無関心がもたらす自分たちの将来~「選挙へGO!!」の活動を通して(2014/12/11)
- 政治家tube 学生団体「選挙へGO!!」× 政治山
- [特集]衆議院議員選挙2014
- 選挙情報:第47回衆議院議員選挙(2014年12月14日投票)