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[福島・玉川村]企業3社と連携協定を締結し、DX推進に向け実証事業などを実施 (2022/7/27 株式会社ぎょうせい

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※写真はイメージです

 福島県玉川村(6500人)は、NTTデータと日立製作所、三菱HCキャピタルと共同で、村におけるまちづくり、産業、教育、環境、防災、観光等さまざまな分野でのデジタル化推進に向けて、相互に協力する連携協定を締結した。

 連携内容は、▽魅力と活力にあふれる未来の村づくりに関すること▽産業振興、観光に関すること▽環境対策に関すること――など8項目。協定に基づき4者は、村のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進することで、村がめざす「未来(あす)が輝く村づくり“元気な”たまかわ」の実現を図っていく。

 連携事業の第一弾として、22年中に村で「手ぶらキャッシュレス実証事業」を実施する。ここでは村民に指静脈情報を事前登録してもらい、村内の協力店舗で、専用端末に手をかざすだけで村の地域商品券の利用を可能とする実証を行う。これにより、現金やクレジットカード、スマートフォン等を携帯することなく、手ぶらでの買い物が可能となる。

 今後、4者は手ぶらキャッシュレスサービスの実用化を検討するとともに、各社が有する知見やテクノロジーを組み合わせた新たな連携事業の検討を進め、村のDX実現を推進していく。

(月刊「ガバナンス」2022年6月号・DATA BANK2022)

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