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[高知県]県独自の「学習eポータル」開発をスタート (2022/6/25 株式会社ぎょうせい

タブレット学習

※写真はイメージです

 高知県(70万1500人)教委は、文部科学省が開発している、児童生徒が学校や家庭において、学習やアセスメントができるCBTシステム「MEXCBT(メクビット)」や、様々なデジタル教材などを連携させるハブである「学習eポータル」を独自開発する取組みを始めた。全国で初の取組みという。これにより、スタディログを蓄積して児童生徒や教員に適切にフィードバックすることで、個別最適な学びの実現を目指す。

 学習eポータルは、日本の初等中等教育向けのデジタル学習環境のコンセプトであり、具体的な全体像や技術仕様は学習eポータル標準モデルとして整理されている。県では、20年度から教育大綱の基本方針に「デジタル社会に向けた教育の推進」を位置づけ、教委と学校が一丸となって取組みを進めている。メクビットや学習eポータルは、県の目指す新しい学習スタイルの根幹になると考え、開発することとした。

 独自の学習eポータルは、県が21年4月から運用している学習支援プラットフォーム「高知家まなびばこ」の一部として開発を進めており、開発が完了すると、学校でのアカウント管理の手間が大幅に削減されるとしている。

(月刊「ガバナンス」2022年5月号・DATA BANK2022)

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株式会社ぎょうせい
株式会社ぎょうせいは、1893年(明治26年)の創業以来、当社は各行政分野の専門法規集、都道府県・市区町村例規集など多数の行政・自治分野に関わる書籍を発行してきました。「月刊ガバナンス」は、自治体職員の総合情報誌として2001年(平成13年)に創刊し、自治体職員の皆様をはじめ、議員や地方自治に携わる多くの方々にご愛読いただいています。