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[大阪府]ビッグデータを活用した健康予測AI等の新機能を府提供の健康アプリに追加 (2022/5/4 株式会社ぎょうせい

健康管理

※写真はイメージです

 大阪府(883万9500人)は、府が提供する健康アプリ「アスマイル」に、健康予測AIや体温・体調記録機能など、いくつかの新機能を追加した。

 アスマイルは現在約26万人が登録している健康アプリで、今回の新機能追加は、一人でも多くの住民に利用され、健康づくりを行ってもらうとともに、自身の特定健康診査の結果により関心を持つきっかけとなることを目指している。

 新機能のうち健康予測AIは、アスマイル国保会員向けの機能となる。健康予測AIは、府が大阪大学キャンパスライフ健康支援・相談センターに委託し、開発したもので、生活習慣病(糖尿病、脂質異常症、高血圧)の将来の発症確率を健康予測AIが算出する。ここでは、約6年分の大阪府域の市町村国民健康保険被保険者の特定健康診査データ等のビッグデータを活用しており、機械学習(AI)によって構築した3疾病の発症確率の予測モデルを用いている。

 また体温・体調記録機能は、全てのアスマイル会員向け機能であり、毎日の健康記録に「体温」「体調」の記録項目を増やし、体調変化への気づきと、自身の健康・新しい生活様式への意識を高めるきっかけづくりにしてもらう。

(月刊「ガバナンス」2022年3月号・DATA BANK2022)

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株式会社ぎょうせい
株式会社ぎょうせいは、1893年(明治26年)の創業以来、当社は各行政分野の専門法規集、都道府県・市区町村例規集など多数の行政・自治分野に関わる書籍を発行してきました。「月刊ガバナンス」は、自治体職員の総合情報誌として2001年(平成13年)に創刊し、自治体職員の皆様をはじめ、議員や地方自治に携わる多くの方々にご愛読いただいています。