[大阪・田尻町]防災行政無線放送をJ:COM「防災情報サービス」で配信 (2021/1/16 株式会社ぎょうせい)
大阪府田尻町(8800人)は、防災行政無線の放送内容を、J:COMの「防災情報サービス」の戸別受信機を通じて配信するサービスを8月1日から開始した。
ジェイコムウエストりんくう局と実施したもので、気密性の高い住宅など防災行政無線が聞き取りにくい室内でも放送内容が明瞭に聞き取れることから、災害時の情報伝達に力を発揮すると期待されている。また、戸別受信機からは気象庁が発報する緊急地震速報も大きな音と光で配信。受信機にはFMラジオの機能も搭載されており、災害時に持ち出してFMラジオとしても利用できる。
設置工事費と設置月を含む1年間の月額利用料は無料。1年経過後は、町が利用料の9割を助成し、J:COM加入者は月額33円(税込)、加入していない者は月額55円(税込)で利用できる。受信サービス利用料への助成は全国初。
(月刊「ガバナンス」2020年12月号・DATA BANK2020)
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