[神奈川・箱根町]「民泊の手引き」を作成 (2018/11/03 株式会社ぎょうせい)
神奈川県箱根町(1万2000人)は、町内で民泊を営もうとする事業者向けの「民泊の手引き」を作成した。
同町は、県の条例で別荘地の繁忙期にあたる3月1日正午~6月1日正午、8月1日正午~9月1日正午、10月1日正午~12月1日正午の期間、別荘地として良好な住環境を守るため民泊事業は制限されている。
それ以外の期間で民泊事業を実施する際、安全設備や衛生確保、上下水道の変更、温泉利用のチェック項目を手引きに掲載。チェックを入れたリストと引き換えに、営業の届出に必要な消防法令適合通知書を交付する。
(月刊「ガバナンス」2018年10月号・DATA BANK2018)
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