[福島・郡山市]QRコード活用で徘徊高齢者の身元を確認 (2016/10/1 株式会社ぎょうせい)
福島県郡山市(32万6800人)は、「はいかい高齢者身元確認QRコード活用事業」を始めた。徘徊をする高齢者が外出先で発見・保護された場合、早期に身元が判明できるように、警察等と連携して高齢者の身元を確認するもの。
市内在住の徘徊をする高齢者の家族等を対象に、衣服やハンカチ、ベルト等に貼り付けられるQRコードを配付。高齢者が保護された際にそのQRコードを携帯電話等で読み取ると、利用者のIDとコールセンターの電話番号が表示される。コールセンターへIDを伝えると、コールセンターから緊急連絡先及び警察署や消防署へ連絡が入り、高齢者を保護する仕組みだ。市では、QRコードを身に付けた高齢者を保護した時は、早期の身元確認のために協力してほしいと呼びかけている。
(月刊「ガバナンス」2016年9月号・DATA BANK2016)
- 株式会社ぎょうせいは、1893年(明治26年)の創業以来、当社は各行政分野の専門法規集、都道府県・市区町村例規集など多数の行政・自治分野に関わる書籍を発行してきました。「月刊ガバナンス」は、自治体職員の総合情報誌として2001年(平成13年)に創刊し、自治体職員の皆様をはじめ、議員や地方自治に携わる多くの方々にご愛読いただいています。
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