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スパコン性能ランキング、中国「太湖之光」が連続で世界TOP  株式会社フィスコ 2016年11月15日

関連ワード : 中国 科学技術 

14日発表されたスーパーコンピューターの計算速度ランキング「TOP500」で、中国の「神威太湖之光(Sunway Taihu Light)」が2期連続(1年間)で世界首位に立った。それまで中国製の「天河二号(Tianhe-2)」は6期連続で世界トップ。中国勢は8期連続の4年間、世界トップを独走し続けている。「LINPACKベンチマーク」プログラムを利用し、米国の専門家らが性能を検証した。

「神威太湖之光」には、国家並列計算機工程技術研究センター(NRCPC)が開発した高性能CPU「SW26010」を採用。NRCPCが構築し、国家超級計算無錫センターに設置された。1秒当たりの計算速度は、93ペタFLOPS(9兆3000億回)に上る。

2位の「天河二号」は、中国国防科学技術大学が研究・開発した。計算速度は33.86ペタFLOPS。3~5位は、米国勢が占めた。6位の日本最高は、東大柏キャンパスに設置された新機種「オークフォレスト・パックス」(13.55ペタFLOPS)。東京大学と筑波大学が共同開発した。日本・理化学研究所の「京」(10.51ペタFLOPS)は、前回の5位から7位に後退している。

【亜州IR】
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関連ワード : 中国 科学技術