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中国軍が南・東シナ海で演習、島しょ爆撃訓練も  株式会社フィスコ 2016年10月27日

関連ワード : 中国 安全保障 

中国人民解放軍がこのほど、南シナ海と東シナ海で航空隊による実戦演習を行った。昼夜通して行われ、敵の島を爆撃する訓練も実施された。爆撃の命中率は90%を上回り、海岸の陣地や港湾に対する打撃力の高さが確認されたという。中国中央テレビ局(CCTV)などが伝えた。

人民解放軍は最近、南シナ海などでの演習を繰り返している。海事安全部門は26日、中国海軍が27日から南シナ海の西沙諸島(パラセル諸島)周辺海域で演習を行うとして、一般の船舶に対して非難を呼び掛けた。

同諸島周辺では21日、米海軍がミサイル駆逐艦「ディケーター」を航行させ、中国軍から退去を警告された。今回の演習は、米軍をけん制する意図があるとみられている。

西沙諸島の領有権は、中国、ベトナム、台湾が主張しているが、中国によって実行支配されている。

【亜州IR】
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