今年から、グランプリは1つ! ノミネートは60~70団体に!  |  政治・選挙プラットフォーム【政治山】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
トップ >  記事 >  連載・コラム >  ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟 連載 >  今年から、グランプリは1つ! ノミネートは60~70団体に!

【LM推進地議連連載】

今年から、グランプリは1つ! ノミネートは60~70団体に! (2016/7/7 あきる野市議会議員 子籠敏人/第11回マニ大実行委員長)

 政策立案を行う「政策型議員」を目指す地方議員らで構成される「ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟」(略称:LM推進地議連)の連載・コラムです。

 地域主権、地方分権時代をリードし、真の地方自治を確立し実践するために設立された同団体は、地方自治体の首長、議員や地域主権を支える市民の活動実績を広く募って表彰する、「マニフェスト大賞」の運営に携わっています。今年で11回を数える同賞は、7月1日から応募が始まり、11月11日の表彰式で大賞と各賞の最優秀賞を発表。応募開始にあたって実行委員の皆さんに、マニフェスト大賞に寄せる思いや、これまでの成果を綴っていただきます。前回に引き続き、実行委員長の子籠敏人 あきる野市議会議員にご寄稿いただきました。

2015首長グランプリの西原茂樹・牧之原市長(右)と北川正恭審査委員長

2015首長グランプリの西原茂樹・牧之原市長(右)と北川正恭審査委員長

◇        ◇

 第11回大会実行委員長の子籠です。

 前回のコラムでお知らせした今年のマニフェスト大賞に関して、全国の方から反響をいただき、ありがとうございます!また、早くもご応募をくださった皆さんにも感謝です。これから約2カ月の応募期間、実行委員会としてもしっかりとPRし、大会を盛り上げていきます。

 先日ご質問もいただいたので、今回のコラムでさらに詳しく紹介しましょう。

 まずは大賞となる「グランプリ」についてです。結論から言うと、今年から「グランプリは1つ!」になります。これまでグランプリは「首長」「議会」「市民」のそれぞれの立ち位置から「1団体ずつ、計3団体」に贈られていましたが、今回はこれが1団体のみになり、より頂点が高くなり、グランプリの価値が高められます。

 このグランプリの栄誉に輝けるチャンスを有するのは、授賞式当日に発表される各部門の「最優秀賞受賞者」。今年は部門数をスリム化したので、7団体になります。そして、この7団体による最終プレゼンを、授賞式会場で審査員らを前に行い、その内容も加味して第11回大会のグランプリが決まります。授賞式当日の息をのむ展開が今から楽しみです。

 また、授賞式の前日には今年も優秀賞以上の受賞者が一堂に会しての「プレゼン大会」も行われるため、最終プレゼンに挑むメンバーは、この場でのプレゼンから最終プレゼンへ、さらなる「工夫」を施してくるかもしれません。最優秀賞受賞者によるここでのアピールにも注目です。ちなみに、実行委員会のメンバーはこの場に立ち会えます。ぜひ実行委員にも加わって一緒に大会を盛り上げてくださると、なお嬉しいです。

2013年授賞式前日のプレゼン大会

2013年授賞式前日のプレゼン大会

 次は「ノミネート」についてです。率直に「どのくらいの数がノミネートされるの?」といった声が多いです。ズバリ、実行委員会では「60~70団体」程度と考えています。詳しく説明すると、ノミネートは、書類審査を経て審査委員会による1次審査会の直後に、マニフェスト大賞の公式ホームページへアップし公表します。実行委員会では9月28日を予定しています。

 このノミネートは審査員から一定の評価を得て発表されるので、応募者にとって、自らの政策が一定のレベルに達しているかも分かるようになり、応募する意義も高まります。また、ノミネートを設けることは入賞者の裾野が広がる一面も持っているので、実行委員会では入賞を目指して、より多くの方が応募してくださり、全国に善政競争がさらに広がることを願っています。

 さあ、応募の受付は既にスタートしています!皆さんのご応募をお待ちしています!

■マニフェスト大賞 公式ホームページ

子籠 敏人(こごもり としひと)著者プロフィール
子籠 敏人(こごもり としひと) 東京都あきる野市生まれの42歳。高校時代から地域の様々なボランティア活動に熱中。そして立教大学経済学部を卒業後、地元の地域新聞社に記者として入社。その後、時事通信社での勤務を経て、2009年の市議選で初当選。現在2期目で会派の幹事長として奔走。議会では1期目で福祉文教委員会委員長を務め、市議会だよりを「ギカイの時間」にリニューアル。2期目では前半の2年間に環境建設委員会委員長と議会改革推進委員会委員長を務め、議会基本条例や通年議会の導入を進めた。現在、議会運営委員会委員長。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修了(社会デザイン学修士)。現在、同研究科博士後期課程在学中。
関連記事
第6回~第9回のマニフェスト大賞
次なる10年へ!第11回マニフェスト大賞の「3つの改革」
改革の歩みを止めない―芽室町議会
大学に投票所を―投票につなげる松山市選管の啓発活動
10年後のまちづくりビジョン「湘南都市構想2022」