【LM推進地議連連載】
次なる10年へ!第11回マニフェスト大賞の「3つの改革」 (2016/7/1 あきる野市議会議員 子籠敏人/第11回マニ大実行委員長)
政策立案を行う「政策型議員」を目指す地方議員らで構成される「ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟」(略称:LM推進地議連)の連載・コラムです。
地域主権、地方分権時代をリードし、真の地方自治を確立し実践するために設立された同団体は、地方自治体の首長、議員や地域主権を支える市民の活動実績を広く募って表彰する、「マニフェスト大賞」の運営に携わっています。今年で11回を数える同賞は、7月1日から応募が始まり、11月11日の表彰式で大賞と各賞の最優秀賞を発表。応募開始にあたって実行委員の皆さんに、マニフェスト大賞に寄せる思いや、これまでの成果を綴っていただきます。今回は、実行委員長の子籠敏人 あきる野市議会議員にご寄稿いただきました。
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昨年(2015年)の第10回大会に続き、第11回大会でも実行委員長を務めます、東京都あきる野市議会議員の子籠です。
日本全国の皆さん!お待たせしました!今年もマニフェスト大賞のシーズンがやってきました。いよいよ、7月1日から実行委員会事務局での応募受付が始まります。過去最高の2467件の応募の中からグランプリが選ばれた第10回の記念大会から半年余り。昨年の興奮も冷めやらぬ中、「さらなる善政競争」と「次なる10年」へ向け、バージョンアップしたマニフェスト大賞をスタートさせます。今回のコラムでは、気になっていらっしゃる方も多いと思われる第11回の大会概要や主な改正点などについて、時系列に沿って紹介します。
まず応募期間は今年も7月1日から8月31日までの2カ月間。マニフェスト大賞の公式ホームページから応募できます。部門は「マニフェスト賞(首長、議会・議員、市民)」「成果賞」「政策提言賞」「コミュニケーション戦略賞」、そして「シチズンシップ推進賞」の5部門。昨年から一部部門名の変更やスリム化をはかったのが“改革1”です。
大きく変わるのはここからの審査の過程です。応募を締め切った後、書類審査を経て、審査委員会による1次審査が行われます。この場で審査員から一定の評価を得たものは、第1次審査を通過した「ノミネート」として位置づけられ、即公表します。このノミネート制度を導入したのが、“改革2”です。そして、この絞られたノミネート作品を対象に2次審査が行われ、各部門の優秀賞が決定。「ノミネート」と各部門の「優秀賞」については、新聞紙上等を通じて広く全国に発表されます。なお、ノミネートの発表は9月下旬、優秀賞の発表は10月上旬となります。
そして、11月に入ると、いよいよ授賞式を迎えます。今年の授賞式は11月11日、六本木ヒルズで盛大に行い、前日の11月10日には優秀賞受賞者による「プレゼン大会」も実施します。このプレゼン大会は、参加者にとっては、受賞者から取り組みのエッセンスを直接聴いたり、また全国各地の受賞者らと知り合える機会となる一方、受賞者にとっても、プレゼンに対して参加者全員が投票し、優れたプレゼンを行った受賞者には実行委員会から表彰状や記念品が贈られるので、双方にとって非常に有意義な日になります。このプレゼン大会は、受賞者によるプレゼン力が年々高まり、申し込みも右肩上がりなので、今年も満席が予想されます。
最後に授賞式です。授賞式では、各部門の最優秀賞が発表され、優秀賞受賞者とともに表彰されます。今回、ファイナルのグランプリを発表する前に、ここで各部門の最優秀賞受賞者による「最終プレゼン」を行い、直後に最終の審査委員会を開催する新制度を設けます。これが“改革3”です。当日は、この最終プレゼンの内容も踏まえて審査委員の皆さんにグランプリを決定、発表していただきますので、今年の授賞式は最後まで緊張感あり、目が離せない式典になろうかと思います。
ぜひ、進化した今年のマニフェスト大賞にご期待ください!また、全国の皆様からのご応募を心よりお待ちしております!
- 著者プロフィール
子籠 敏人(こごもり としひと) 東京都あきる野市生まれの42歳。高校時代から地域の様々なボランティア活動に熱中。そして立教大学経済学部を卒業後、地元の地域新聞社に記者として入社。その後、時事通信社での勤務を経て、2009年の市議選で初当選。現在2期目で会派の幹事長として奔走。議会では1期目で福祉文教委員会委員長を務め、市議会だよりを「ギカイの時間」にリニューアル。2期目では前半の2年間に環境建設委員会委員長と議会改革推進委員会委員長を務め、議会基本条例や通年議会の導入を進めた。現在、議会運営委員会委員長。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修了(社会デザイン学修士)。現在、同研究科博士後期課程在学中。
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