【政治家動画/青森県】
政治家tube 青森県知事選挙(2015年6月7日投票)大竹進氏 政策について (2015/6/2 政治山)
<メッセージ全文>
- 名前
- 大竹 進
(おおたけ・すすむ) - 新旧
- 新人
- 生年月日
- 1951年3月8日
- HP
- ホームページ
短命県返上、医療の問題に取り組む
青森県はいろいろな問題を抱えていますが、中でも短命県、日本中で一番寿命が短いということが問題になっています。この短命県返上、医療の問題を解決するためには、第一に医師不足を解消することが大事だと思っています。今、青森県では約千人の医師が足りません。中でも、65歳以上で働いている医師が434人もいます。その医師が10年以内にリタイアすることを考えると、毎年40人が辞めていく計算になります。今年42人、後期研修で研修医が残ったと言われて、明るいニュースとして伝えられていましたが、現状としては辞めていく先生の分を埋めたにすぎない、いつまで経っても全国平均に追い付かない、そんな状況にあります。ぜひ、大阪や九州の先生を青森県に呼び、この千人の足りない医師を補っていきたいと考えます。この千人の医師を募集することによって、看護師さんが増え、事務職員が増え、医療や看護の現場で雇用が生まれることになります。
それから、この医師不足をどう解消するのかということですが、今まで陸前高田、被災地にたくさんの知恵が寄せられました。ぜひ被災地の医療再建のために集められた知恵を、今度は青森県に応用させていきたいと思っています。また、兵庫県芦屋市で行われている「院内開業制」という制度があります。公立病院の中に開業医を呼んで開業してもらう、そのような制度です。そのことによって、公立病院にない診療科の先生に来てもらえるメリットもありますし、勤務医と開業医の先生が連携する、そんなメリットもあります。
また、子どもたちを大切にする医療、中学生までの医療費を無料化したい。そして障がいのある子どもたちの医療も充実させたい。県外では「県立こども病院」「こども医療センター」という施設がありますが、ぜひ青森県でも障がいのある子どもたちに「県立医療療育センター」を作ってみたい、と考えています。
2018年に介護保険の都道府県化というのが行われます。今、市町村で運営している国民健康保険が都道府県に変わってしまいます。無医村もありますので保険料をどうするのか、大変な状況ですが、ぜひ皆さんと一緒に、応能負担の原則を貫きながら、都道府県になってもみなさんに十分なサービスが届くようにしたいと思っております。
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※メッセージ全文は、学生団体「選挙へGO!!」が動画の内容を文字に起こしたものです。
読みやすくする目的で、文体を統一したり、改行を入れた部分があります。
この動画は、「日本青年会議所 青森ブロック協議会」が5月20日時点で2015年6月7日投票の青森県知事選への立候補の意思を確認できた方に、企画への協力依頼・撮影を行いました。
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